作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 性暴力被害の心理支援 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻3,168円 (税込) 性暴力被害は,想像されるよりもずっと身近で生じており,その人の人生を大きく変えるほどに精神的衝撃が大きな被害です。 本書は,心理臨床の現場で,性暴力の被害に遭遇した方の支援を行う場合に,まず知っておくべき基礎的な知識や,心理支援の基本について記した本です。 第I部では性暴力とは何か,性暴力や性犯罪の現場で何が起こっているのか,二次的被害や心理教育,リラクセーションなど,被害者の心理にスポットを当てて説明しています。また,多機関・多職種との連携や支援者におこる二次受傷についても紹介します。 第II部では6つの架空事例をとおして,支援について具体的に示しました。この領域に慣れていない方でも,支援の実際がイメージできるように,事件概要や司法手続き,心理支援の流れが詳細に書かれています。 さらに,心理職が,被害者の回復に役立つ働きをするために必要な,法律,医学,政策や制度,連携機関等に関する周辺知識をトピックとして掲載しています。 試し読み フォロー 性暴力被害の実際 4.5 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻2,772円 (税込) 相手の意思や感情をないがしろにする性交(不同意性交)は性暴力である。 今の社会で最も一般的な性暴力のイメージは,「突然」「見知らぬ人に」「脅されて」被害に遭うという極めて狭いイメージである。しかし,性暴力の多くは「日常生活の中で」「身近な人から」「暴行も脅しもなく」起こる。また,夫婦や恋人,親子間でも性暴力は起こり,しばしば繰り返されて継続する。 本書は,「望まない性交」を経験した当事者にその経験を語っていただき,その「語り」を,同意のない性交が起こるプロセス,同意のない性交が被害当事者の人生に及ぼす影響,回復への道のりといった観点から分析した,一連の調査の結果をまとめたものである。 「語り」から分かった性暴力の加害プロセスには,大きく「奇襲型」「飲酒・薬物使用を伴う型」「性虐待型」「エントラップ(罠にはめる)型」の4つの型がある。それら四つのプロセスを詳述し,「被害当事者にとって,なぜ被害を認識したり相談したりすることが難しいのか」を解説する。 さらに,性暴力被害を受けた当事者が被害を受けた時およびその後にさまざまな体験を経て,どのように回復の過程を辿り,いまどのように生きているのか,当事者たちの語りを紹介すると共に,彼女たちを回復に導くもの,逆に回復を阻むものについて浮きぼりにし,支援のあり方についても提言する。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 齋藤梓の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 性暴力被害の実際 被害はどのように起き,どう回復するのか 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 被害に遭った方の語りを聞いて怒りや悲しみが湧き上がってきた。彼女らを傷付けたことを許せない気持ちになる。男性たちを懲らしめたくなった。 「あなたは悪くない」と寄り添ってくれる人の存在は大事だと思う。 0 2022年07月03日 性暴力被害の実際 被害はどのように起き,どう回復するのか 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 被害者からのインタビューやアンケートから浮かび上がる性暴力の実際を記した本。 様々な思いもあるなか協力された方々に敬意を表したいです。 エントラップ型はかなり巧妙で今も知らないうちに被害者が増えている可能性があると思われる。 0 2020年10月11日