無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
性暴力被害は,いつでも,どこでも,誰にでも起こり得ます。
性犯罪・性暴力被害は,うつやPTSD,自殺念慮などを引き起こす可能性があり,被害者の人生に重大な影響を及ぼす被害であることが,報道などにより少しずつ周知されるようになってきました。また,教育にかかわる人間による性暴力も頻繁にニュースとして取り上げられています。
被害にあった人の中には、大人になってからフラッシュバックやPTSDを発症する人も少なくありません。だからこそ,早い段階での支援が,その後の治療や人生に大きくかかわるってきます。教育に携わる人は,性暴力や性被害への知識や支援へつなげる方法を知っておくことが大切です。
本書では,民間の支援団体で被害者支援に取り組み,大学で性犯罪・性暴力の被害者に関する調査研究を行ってきた二人の心理学者が,相談者と支援者の役割を担い,台本なし・中断なしのロールプレイを実施し,臨床さながらの緊張感とリアリティのある7つの架空事例を、逐語録形式で収載しました。
会話記録には,ページ横に「やりとりの目的」「別の進め方のヒント」など,理解を深めるための補足解説を掲載しています。事例のようにうまくいかない場合の対処法など,支援の現場で役立つ情報も盛り込まれています。
本書は「第1部 子ども(未就学~小学校低学年)への性暴力とその対応」「第2部 思春期の性暴力とその対応」「第3部 PTSDと過去の性被害」の3部構成となっており,各部の末尾には,理解を深めるためのQ&A形式の解説を掲載。初学者にも分かりやすく,実際の現場でも役立つ内容となっています。
性暴力の被害に遭った子どもや,過去に性被害を受けた人と,最初に向き合う人のための入門書です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。