作品一覧

  • 酔いが回ったら推理どき 酩探偵天沢理香のリカー・ミステリー
    3.2
    1巻770円 (税込)
    社会人3年目の進藤久登(しんどう・ひさと)には、お酒を熱愛する年上の幼なじみがいる。 東京で働く会社員の天沢理香(あまさわ・りか)は、お酒を飲めば飲むほど推理が冴える特技を活かして、幼なじみ兼助手の久登とともに、SNSで謎解きを募集している。 ただし依頼の条件が2つ。 ひとつは「お酒がかかわる事件であること」、 もうひとつは「その謎に関係するお酒が飲める店で会うこと」。 つきあいたての恋人同士は、ハイボールですれ違う。 自宅飲み会で不可解な行動をする同僚の本音とは……。 ビールが巻き起こす国際交流の危機!? ふたりのもとには 今夜もお酒が関係する悩み事とドラマが舞い込んでくる――。 エブリスタ×ことのは文庫【ライト文芸賞】大賞受賞作、書籍化! お酒の知識と楽しさをちりばめた、一杯飲みたくなる推理劇。
  • 月夜の探しもの
    4.0
    1巻726円 (税込)
    高校に進学した冴島亘は、三年前、父が病で亡くなってしまってから不眠に悩まされていた。その症状が出るのは、母が夜勤で不在の夜だけ。そんな中、幼い頃に父が読んでくれた絵本に、よく眠れる「魔法の呪文」があったことを思い出した。それで不眠が治るわけでもないと知りつつも、その呪文が気になった亘は絵本を探そうとするが、タイトルも著者も分からない。どうしようかと悩んでいると、同級生で問題児と噂のある三枝致留も同じ絵本を探していることを偶然知ってしまう…。絵本と父の思い出をたどる、成長と友情の青春小説!

ユーザーレビュー

  • 月夜の探しもの

    Posted by ブクログ

    じわりと胸にしみ入る青春小説だった。
    不眠に悩まされる主人公が忘れられないとある絵本、不良生徒、はまりそうにない一つ一つがカチリと合わさった時の気持ちは何とも言えなかった。
    青春小説に少々のミステリ的要素、という具合で大きな驚きこそないけれど、この本はそれがいい。学校の教師たちもキャラが立っていて「こんな学校に通いたかった」と本気で思った。

    0
    2025年03月09日
  • 酔いが回ったら推理どき 酩探偵天沢理香のリカー・ミステリー

    Posted by ブクログ

    日常の謎系

    お酒にまつわる内容で謎もとてもライト。
    読みやすい物語だと思う。

    そしてお酒が飲みたくなる。

    317ページ(文庫)

    0
    2023年07月21日
  • 月夜の探しもの

    Posted by ブクログ

    父親が残した絵本を探す息子たち。
    交わらないかと思ったところが交わると、中々深い関係になれそう。
    サッカー部のお菓子作り得意な子も好きな道を歩んでいけるといいな。

    0
    2025年08月07日
  • 酔いが回ったら推理どき 酩探偵天沢理香のリカー・ミステリー

    Posted by ブクログ

    お酒に纏わる日常の謎ミステリーですね。
    作家さんが日本酒の「ききさけ師」の資格を持たれているとの事。お酒の好きな人だと面白い情報を得られます。
    短編連作で4話収録されています。
    私はお酒が飲めない体質(アルコールアレルギー)なので、お酒は嗜めませんが、お酒を飲む描写は楽しみながら読めました。飲みたい気持ちに浸れます。
    お酒の功罪も描かれていますので、お酒との上手なつきあい方も参考になるかな。
    物語は普通のサラリーマンの進藤久登が謎解きの依頼を受けて、幼なじみで年上のやはり普通のサラリーマンだが、お酒が大好きな天沢理香が謎解きをする。
    特別変わった手法ではないので、お酒に纏わる蘊蓄を面白く読み進

    0
    2022年12月03日
  • 酔いが回ったら推理どき 酩探偵天沢理香のリカー・ミステリー

    Posted by ブクログ

    お酒にまつわる日常ミステリーを幼馴染みコンビが解いていくお話です。

    自分の馴染みの地名が出てくると少しニヤけてしまいます。

    お酒と料理の描写がとにかく美味しそうで、お酒は飲みませんが飲みたくなります。そして、料理も子供を連れて行けるファミレスでのランチやテイクアウトがほとんどなので、単純に憧れます。子供産む前にもっと外食を楽しんでおけばよかったー、と。

    探偵への依頼がSNSのDMというのが、何とも今どきです。

    0
    2022年09月28日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!