作品一覧

  • 民主主義はいつ成立するのか 時間と民意の政治学
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    1巻5,280円 (税込)
    変えられない過去に縛られ,予測できない未来に脅かされ,そして時間の中で常に変化していく私たちにとって,民主主義とはいったいを意味するのか? 憲法前文や緊急事態といった具体例とともに,古典から現代に至る政治思想史を読み変えることで,政治における時間の意味を根底から問い直す.俊英が切り開く政治論の新たな地平!

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  • 民主主義の死角 つくられた高齢者と若者の分断と対立
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    1巻1,100円 (税込)
    【宇野重規・國分功一郎・白井聡 推薦】 宇野重規「民主主義と年齢の関係を明快に読み解く快著」 國分功一郎「年齢はまさしく『民主主義の死角』 冷静な政治論を導き出すための必読の書」 白井聡「デモクラシーと年齢、タブーなき議論は市民の資格を問い直すことだ」 *   *   * 「高齢者が優遇され、若者が軽視されている」 高齢者の割合がますます高まり、シルバー・デモクラシーに対し、多くの若者が不信感を抱いている。 この問題の根幹にあるものは何か。民主主義と年齢を巡る知の思索がここから始まる。 ◆目次◆ 序論 年齢と政治思想史 第1章 シルバー・デモクラシーの正体 第2章 未成年者不在の政治史 第3章 子どもと尊厳の民主主義  終わりに――適正年齢とその周辺   あとがき
  • 政治責任 民主主義とのつき合い方
    4.0
    政治責任を問うことも,それを看過することも日常になってしまったいま,私たちは「政治に無責任はつきものなのだ」という諦念を追認するしかないのか.自己責任論と政治不信の渦中で政治責任を取らせることは可能なのか.H.アーレントや丸山眞男などを参照しつつ,政治責任をめぐるもどかしさの根源を理論的に究明する.

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ユーザーレビュー

  • 政治責任 民主主義とのつき合い方

    Posted by ブクログ

    いわゆる「政治責任」における「責任を取る」とは、過去から与えられた責任を次の選択を導くことによって未来に向けて果たす(取る?)ものである。そして、民主主義を採用している我が国では「政治責任」は最終的に私たちの責任の問題に帰着する。どのような人間を責任者にするかは、私たちの責任の問題であるし、責任を取らない政治家の跋扈を許すような政治制度の存続も、私たちの責任の問題になる。これが、本書の理解だろうか。新書だと思って軽い気持ちで読んだが、さまざまな学説に話が及び、なかなか難しい本だった。

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    2025年02月25日
  • 政治責任 民主主義とのつき合い方

    Posted by ブクログ

    やや抽象的で理論的な部分が多く難しかったですが、間違いなく良書だと思います。
    「政治責任」「説明責任」「任命責任」「結果責任」等々、政治で何か問題が起きる度に繰り返される責任とは、どう果たすべきで誰に向けての責任なのか、またその政治家を選んだ国民の責任など、少し立ち止まって冷静に責任について考えることが出来ました。

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    2023年12月26日

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