作品一覧

  • もっと知りたい解離性障害 解離性同一性障害の心理療法
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    かつては「多重人格障害」と呼ばれた病は,誤解を招く用語であるとして現在の世界的な診断基準では診断名として「解離性同一性障害」(略称:DID)と呼ばれていますが,その性質からいまだに非常に多くの誤解を持たれがちであると言えるでしょう。本書は,解離性同一性障害の豊富な臨床経験をもつ著者らが,当事者やご家族のために,主人格や人格交代などの専門用語を使いながらも,事例を交え,時には脳のメカニズムにも触れながらわかりやすく解説しています。解離性障害の患者さんにこれから出会う方々や,これからどのように治療していこうかと思案されている治療者の方々にも役に立つでしょう。

ユーザーレビュー

  • もっと知りたい解離性障害 解離性同一性障害の心理療法

    Posted by ブクログ

    とても読みやすく、かわりやすかった。
    あまりこういった本を目にしたことがなかったので、解離障害とはどういうものなのか、どういうことがおきていて、それに対してどういう風にとらえ、どうしたら良いのか、知りたいことを知れた。

    例がたくさんあり、こんなことも、そんなこともあるのかと人間の脳の不思議さと無限大さを感じた。

    一般的な人との違いは何なのか。一般的な人でも持ち得るであろう自分のなかの別な自分。
    今は統合というより共存。

    この障害を抱える方々の家族にぜひ読んでいただきたい。色々なパターンがあると思うが、治療の流れやなんとなく全体像やしくみがわかる気がする。実際を知ることが大事とおもう。

    0
    2022年12月04日
  • もっと知りたい解離性障害 解離性同一性障害の心理療法

    Posted by ブクログ

    「本書は解離性障害、特に解離性同一性障害の問題を
    抱えた人との臨床経験を持つ4人が書いた本です。主に読んでいただきたいのは、当事者やその家族の皆さんですが、心理士や精神科医の先生方にもぜひ手に取っていただきたいと思います。」
    ー本書「イントロダクション」より

    主に当事者やその家族に読んでほしいと書かれていることからも分かるが、本書はとても読みやすく、解離性同一性障害(DID)のことをよく知らない人でもすんなり読み進めることのできる、格好のDID入門書だと思う。
    私自身DIDについての本を読んだのは、本書が初。
    それでも分かりやすく一気に読めた。

    豊富な事例、またそれらの事例に対してどのよう

    0
    2022年07月29日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!