脱炭素、カーボンニュートラルの必要性や取組の現状と展望がよくわかった。
水素、アンモニア、バイオマスなどがカーボンニュートラルとして期待されるほか、エネルギー使用を減らす取組(ゼッチ、VPP)、CO2を回収する取組(CCS、DAC、CCU)など、技術の力を社会全体でうまく活用することが必須であると感
...続きを読むじた。
太古に大気中から固定化されたCO2が現代に排出される化石燃料は現在の温室効果ガスを増やすが、植物による大気からの回収と燃焼による排出がいずれも現代において行われるバイオマスであればカーボンニュートラルであるということがよくわかったし、CO2を固定化したままの状態の植物に由来する食物やこれを食べた動物の糞などについてもカーボンニュートラルが成立するという考え方が理解できた。
また、CO2削減への取組自体が価値を持ち取引されるカーボンクレジットは、市場が充実すれば、CO2削減の活動を促進させる起爆剤になり得るのではないかと感じた。