◆コーチングの定義
・クライアントの学びや成長を促し、ウェルビーイングやパフォーマンスを高める技
・コーチングを通じて、クライアントは自己認識を高めて、何を選べばよいかがわかるようになる
・問題解決策を見つけ、自身のスキルを高め、態度や行動を変容することができる
・基本的な目的は、クライアントの本来
...続きを読むの能力と現状とのギャップを埋めること
◆基本原則
・クライアントは問題解決能力を持つ
→問題解決をしてもらうためのコーチングではない
・巧みな質問、チャレンジ、支援を通じてクライアントの機知を深める
→アドバイスは依存を生む
・クライアントの過去・現在・未来すべてに焦点をあてる
・クライアントが課題を設定する
・コーチとクライアントは対等の関係
・コーチングとは行動変容を伴う
→自分を変えることを望まない人をコーチングすることはできない
◆心理療法とコーチング
→クライアントのメンタル状態の違い
→患者=対等ではない
◆メンタリングとコーチング
→年長の人からアドバイスが与えられるというニュアンス
→コーチングとほぼ同じ意味の場合も
◆自分がストレスと思わない限り、何もストレスにはならない
◆救済しない
→救済する=クライアントは被害者である
→あなたのせいだ、と非難されかねない
◆真のラポール=クライアントを無条件に受け入れる
→相手になりたい、興味を持つこと
◆ラポールと調和が壊れる
・コーチとして未熟でないかという恐れ
・クライアントに好かれたい
・知ったかぶり(思い込み)
・価値観の押し付け
・「変えたい」という思いが強い
◆クライアントとの関係性
→弁護士やカウンセラーとは普段は関わりたくない=危機の時に関わるから
→コーチに会うのが待ち遠しい=成長の機会だから
◆リフレーミング
→幸福は外部の出来事の10%にしか影響されない
→内面が重要
◆古い習慣の克服
①ゴール (肯定的、現在形、具体的)
「毎日18時にウキウキしながら会社を出る
②トリガー (問題の引き金)
「最後のメールを見て、明日に処理できると思った」
③思考と感情 (刺激に直面した時の自分の気持ち)
「メールは待っていてもいいのだと、冷静に受け止める
④行動のイメージ
「片付けをして、同僚に挨拶をし、駐車場へ向かい、素敵な夜にワクワクする」
⑤メリット
「自分を誇りに思い、自由な気分を楽しんでいる」
◆陥りやすい罠
・質問まがいのアドバイス
・「どうして?」(非難になりがち)
◆フィードバック
→解釈を入れず、事実と感じたことを伝える
Ex. あの時は本当に生き生きしていた / 疑問に思った
◆テクニック
・未来からのハガキ (今何をしていて、どうしてここまで来たのか)
・ブレスト
◆初回セッションのテンプレート
◎準備
・コーチ選び
・予行演習
・ヒアリングシート送付
◎本番
・挨拶
・コーチングを受ける理由
・コーチングに関するルール
・幼少期からの重要な出来事
・ライフホイール
・目標設定
・本日の感想
・次回の確認