緒方富雄の作品一覧

「緒方富雄」の「蘭学事始」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 蘭学事始
    4.7
    1巻660円 (税込)
    福沢諭吉は友人とともに繰り返し『蘭学事始』を読んだが,『ターヘル・アナトミア』の原書を前にした玄白たちが「艫舵なき船の大海に乗り出だせしが如く」ただただ呆然とするばかりだったとある条に至るや,常に感涙し無言に終ったという.蘭学創始にあずかった先人たちの苦闘の記録は今も鮮烈な感動をよぶ.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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ユーザーレビュー

  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久しぶりに古文の原文に触れたが、この読みにくさを一文字ずつ紐解く過程こそが、古典を読む醍醐味だと再確認させられた。
    辞書すらない中での解体新書翻訳作業は、想像を絶する。なかでも「フルヘッヘンド(盛り上がる)」という一語の意味を、庭の土の様子から見出す場面の熱量は圧倒的だ。未知の概念に、自分たちの日常から言葉を編み出し、橋を架けていく。前例のない課題に直面しがちな現代のビジネスパーソンにとっても、深い示唆に富んでいる。
    岩波文庫でわずか70ページほど。日本の医学を変えた熱量を感じた一冊。古典から学ぶことは多い。

    0
    2026年01月31日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    ターヘル・アナトミアを翻訳したときの苦労譚。
    その後「解体新書」へ繋がり、洋学が普及してするまでに様々な障害があったことは想像に難くない。

    0
    2025年08月20日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    杉田玄白らが「ターヘル アナトミア」を翻訳した顛末を玄白本人が記した日記というか記録というか読物です。

    この一事は小学生でも習うような有名な出来事ですが、歴史の単なる1コマとして簡単に流してしまうには勿体ない事がこの本を読めばよくわかります。

    この一事が如何に無謀なチャレンジだったのか!
    どれだけの絶望からチャレンジしなくてはいけなかったのか!
    福沢諭吉が読む度に何度も涙した、というエピソードからもよくわかります。
    こういった人たちが日本人にいたという事実は誇りですし、知っておくべきだと思います。

    そしてせっかく母国語でこんな素晴らしい足跡に触れる事ができるのですから、なるべく原文に近い

    0
    2012年09月22日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    フルヘッヘンドの解釈については、記憶違いよりは、『風雲児たち』で提示されていた、敢えて創作を入れた説を推したい。

    0
    2012年01月03日
  • 蘭学事始

    Posted by ブクログ

    この時代の古文は何とか読めた。表紙カバーに記された文章の感動がまさに迫る内容。

    本文は総ページの3分の1しかないという(あとは用語解説など)本だが、著者の学ぶことに対する謙虚さ・素直さと情熱が淡々とした記録の中から力強く伝わる。

    0
    2009年10月04日

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