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  • 海鳥と地球と人間
    5.0
    1巻2,970円 (税込)
    海上と陸地を自在に行き来する海鳥の、知られざる生態と人間活動との関わり。恐竜の時代から海洋に進出し適応してきた海鳥。漁獲量と同じ量を食べる海洋生態系の重要なメンバーだが、近年急激にその数を減らしている。海洋生態系を支える海鳥の役割と、漁業による混獲、化学物質やプラスチックによる海洋汚染、洋上風力発電への衝突事故など、人間活動が海鳥に与えるストレス・インパクトを、世界と日本のデータに基づき詳細に解説。

ユーザーレビュー

  • 海鳥と地球と人間

    Posted by ブクログ

    非常に興味深かった。海鳥がこの60年間で3分の1に減少したのはなぜか。海の物質循環に大きな役割を果たしている海鳥。ハイテク化、大規模化する人間活動の海鳥への影響。加速する海洋での人間活動が海鳥に与えるストレス。
    1.海鳥の歴史
    人間の分布拡大と海鳥の絶滅。日本の海鳥の固有性と現状。
    海鳥の減少と絶滅の様々な原因。海鳥が人間活動に起因するストレスに対して脆弱な理由。気候変化が魚資源量や分布を変え海鳥に影響する。
    人間活動に起因するストレス、漁業、海洋汚染、海運、海底資源開発、繁殖地である孤島への定住と捕食者の持ち込み。
    本書では混獲についても詳しく述べられている。混獲についてはあまり知らなかった

    0
    2022年04月24日

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