サイモン・パーキンの作品一覧

「サイモン・パーキン」の「小鳥と狼のゲーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 小鳥と狼のゲーム Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム
    3.5
    1巻2,799円 (税込)
    1941年、イギリスは敗北の瀬戸際にあった。アメリカなどから食料や燃料を運ぶ輸送船がドイツ軍のUボートによって次々と撃沈され、飢餓で戦争継続が不可能になりつつあったのだ。この窮状を打破するため、一度は海軍を去った退役中佐ギルバート・ロバーツに白羽の矢が立った。彼の任務は、Uボートの作戦行動の秘密を探り、有効な対抗手段を考案し、それを大西洋を航行する艦長たちに伝授すること。そんな困難な任務を可能にしたのは、戦場から遠く離れた司令部でプレーされたボードゲームと、有能な若き海軍婦人部隊員たちの存在だった──。知られざる歴史の1ページに光をあてる、サスペンスフルな傑作ノンフィクション!/解説=重力堂信光

ユーザーレビュー

  • 小鳥と狼のゲーム Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム

    Posted by ブクログ

    隠蔽された歴史が、年月を経てこのように表出される。そこでの出来事は、興味深く、心動かされる。戦局を変える働きが、描かれていた。U-boat戦の新たな物語。読み応え十分!

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    2022年07月23日
  • 小鳥と狼のゲーム Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ボードゲーム好きとしてエピソードに興味を持ち読んでみた。内容自体は面白かったし、後味には現実の苦みがあるものの、物語として悪くなかった。
    ……のだが、現実の戦史にはあまり詳しくなかったので、解説を読んで初めて、割と印象操作というか偏向というか、都合よく編集された話だったのだなと思った。それにつけてもボードゲームしたい。

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    2022年04月22日
  • 小鳥と狼のゲーム Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テーマはすこぶる面白く、期待していたが、ちょっと期待外れだった。
    登場人物は多く、一人一人が散発で、あっちこっちに飛んでしまう。最重要人物すらどのような人物なのか判然としない。
    ノンフィクションに拘らず、史実を織り交ぜた読み物にするとよいテーマだと思った。

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    2022年07月07日
  • 小鳥と狼のゲーム Uボートに勝利した海軍婦人部隊と秘密のゲーム

    Posted by ブクログ

    第二次大戦中の大西洋において、孤立した英国に食料や物資を運ぶ輸送船団とドイツ海軍Uボートの戦い。圧倒的に優勢なUボートに対して、英国海軍はロバート退役中佐のゲームを用いた対潜水艦海上戦闘戦術に将来を託し、中佐は海軍婦人部隊という女性スタッフたちとともにゲームを用いた戦術を進化させ、それを護衛艦の士官たちを訓練していく。その結果、大西洋の戦いで遂にUボートの脅威を退けたという実話に基づくストーリーが語られる。
    なるほどと思って読んだが、重力堂信光氏の解説によると、大西洋の戦いの帰趨は必ずしもこの戦術によるものではなく、輸送船団に配置された護衛空母やセンチ波レーダーという新兵器・新技術によるのだと

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    2022年06月02日

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