トーマス・ニッパーダイの作品一覧 「トーマス・ニッパーダイ」の「ドイツ史 1800-1866」「ドイツ史1866-1918:労働世界と市民精神」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 人気順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 ドイツ史 1800-1866 5.0 学術・語学 / 教育 1~2巻6,435~6,930円 (税込) 名著の誉れ高い「新しい古典」、待望の邦訳! ドイツ歴史学の泰斗、トーマス・ニッパーダイによる「19世紀ドイツ史三部作」の第一巻である本書は、世紀の幕開けから普墺戦争まで、ナポレオンからビスマルクまでを網羅し、「新しい古典」として名著の誉れが高い大作だ。 ニッパーダイは、批判的・社会科学的な歴史学に対して、当時の状況や可能性に基づいて出来事を理解しようとする立場に立った。批判的歴史学の政治史解釈の一面性を鋭く指摘し、よりバランスのとれた解釈に道を拓いたといえる。本書では、政治的な出来事を中心とした叙述に留まらず、かつてカール・ランプレヒトが(「出来事史」に対して)「状態史」と呼んだもの、第二次大戦後の西ドイツでは「構造史」や「社会史」「社会構造史」などと呼ばれたものに、紙幅を大きく割いている。政治から生活・労働・経済・宗教・教育・学問・文化まで、各分野の研究成果を採り入れ、総合的・全体的に把握した圧巻の歴史書。 ニッパーダイはこの「19世紀ドイツ史三部作」で「ミュンスター市歴史家賞」、「ドイツ歴史家賞」の栄誉に輝いた。図表多数・参考文献収録。 試し読み フォロー ドイツ史1866-1918:労働世界と市民精神 - 学術・語学 / 教育 1~2巻7,920~8,415円 (税込) 名著の誉れ高い「新しい古典」、待望の続巻! 本書は、『ドイツ史1800―1866 市民世界と強力な国家 (上・下)』に続く、「十九世紀ドイツ史三部作」の第二巻目だ。ドイツ帝国の成立を挟んで第一次世界大戦に至るまでのドイツが、「アンビバレント」な側面と問題性を孕みながらも、「モダン」な社会と文化に向かってダイナミックな発展を遂げていく様子が、社会・経済から宗教・教育・学問・芸術まで、分野ごとに詳述される。 ハンス=ウルリヒ・ヴェーラーは本書を「極めて傑出した総合を成し遂げた」歴史書と称えている。またゲルハルト・A・リッターも、「ほとんどいかなる人にもまさって、私たちの祖父や曾祖父の世界を知り、理解することを教えてくれた」と述べている。 本書は、「生活世界の全体を包括する歴史を提供する」こと、「経済、国制、階級、階級闘争、産業化、日常生活とメンタリティ、そして大いなる文化などについての多くのそれぞれの歴史を包括する歴史」を企図して執筆された、まさに圧巻の全体史だ。「ドイツ歴史家賞」受賞の巨匠による、社会史と精神文化史。 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> トーマス・ニッパーダイの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> ドイツ史 1800-1866(上):市民世界と強力な国家 学術・語学 / 教育 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ この本の特徴は18世紀末から19世紀にかけてのドイツの時代背景を様々な角度から詳しく見ていく点にあります。 思想、文化は当時の時代背景に大きな影響を受けます。ある一人の人間の思想や理論が世界を動かしたというのでなく、その背後には複雑な政治情勢、国際政治、歴史の流れが関係してきます。時代背景や歴史、文化を見ないで、思想やイデオロギーありきで世界を語っていくことへの危険性をこの本では指摘しています。 19世紀ドイツの全体像を眺めるのにとても役に立つ1冊だと思います。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。 0 2024年08月19日