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  • せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと
    完結
    4.0
    全1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わたし(千恵子)は東京・浅草の洋品店で育ちました。 チーコと呼ばれていました。 兄弟たちは疎開し、父親は戦争にいってしまいます。 1945年3月の寒い、風の強い夜、なんの前ぶれもなくやってきたB29爆撃機の大軍のために、焼夷弾で町中が焼かれ、わたしは母親と、母親が縫って作ってくれた人形をもって、無我夢中で逃げました… 10万人以上が一夜で亡くなった、世界最大の空襲・東京大空襲。 本書は、作者みずからの体験をもとに描かれた、初の本格的な東京大空襲の絵本です。 作者の塚本千恵子が少女時代に体験した、この空襲において、母親の犠牲により一命をとりとめた実体験を、息子の画家・塚本やすしが絵本にまとめました。

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ユーザーレビュー

  • せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学校教諭をしていますを


    以前東京の戦災資料センターを訪れた際紹介していただきました。

    太平洋戦争末期、アメリカ軍の爆撃機によって空襲の中でも
    昭和20年3月10日深夜の空襲はもっとも激しく
    死者は約10万人ともいわれています。
    この被害は、複数の爆撃機による1度の空襲としては史上最大であり、
    同じ年の広島・長崎の原爆投下とともに
    第2次世界大戦中の最大の被害とされています。
    東京大空襲の最大の特徴としては、
    それまでの多くの空襲とは違い、
    戦争に直接関係する軍事施設ではなく、
    普通の家や民間人を殺傷することが最初から目的だったことです。

    言問橋の悲劇や焼夷弾で燃え広がる街の描写。

    0
    2018年08月07日
  • せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと

    Posted by ブクログ

    絵本作家の息子の、母の体験談。
    東京大空襲の指揮官が戦後日本から表彰されたと知り衝撃、強く怒りを感じる。
    シンプルな文と絵、救いない終わりが辛い。

    0
    2024年09月20日
  • せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと

    Posted by ブクログ

    戦争の悲惨さを息子に知ってもらいたいと思いつつも、生々しすぎるとトラウマになりかねない。ということでちょうどいいバランスの絵本がないかなと探して白羽の矢が立ったのがこちら。
    リアクションは暗いが、ピンと来ない部分もまだあるみたい。4歳ではまだ分からんか。
    東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイが後年、日本政府から勲章を受けていることが巻末に記されていて驚いた。詳細は別途調べて、なるほどと納得。かなりセンシティブな匙加減のネタである。
    意外に大人でも知らないことがあるものだから絵本は侮れない。

    0
    2025年08月06日

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