作品一覧

  • カメラは、撮る人を写しているんだ。
    4.7
    1巻1,980円 (税込)
    写真家が書いた、未来が変わる写真の撮り方。 どのカメラを選ぶか、何を撮るか、どう撮るか。 誰に学ぶか、どこを目指すか、なぜ撮るか。 1枚でも写真を撮ったことがあるすべての人へ。
  • ロバート・ツルッパゲとの対話
    -
    1巻1,980円 (税込)
    「君たちに足りないのは哲学だよ。知らんけど」 国内外で活躍を続ける写真家・アートディレクターのワタナベアニ氏による初著書。海外と国内とを行き来する著者による、この国の「哲学」について。「自分がしたいことを考えず、与えられたことだけをこなして自分を騙してしまう。これが哲学の不在です」と、著者はそう語ります。私達はいま、自分に正直に生きているでしょうか。“大人の幼稚さを通過して、もう一度純粋な子どもの目を取り戻"したい、そんなあなたへこの本を贈ります。哲学の世界へようこそ。 【目次】 客観的なまえがき ワタナベアニの前書き ワタナベアニの前書き その2 1 哲学者とサラリーマン 2 殺人と不倫 3 竹刀とラケット 4 ラノベとワイドショー 5 パラレルとワールド 6 ウィトゲンシュタインと少年ジャンプ 7 名詞とパラダイム 8 野外とフェス 9 サバティーニとスターバックス 10 西葛西とニューヨーク 11 ソクラテスとツルッパゲ 12 デュシャンとゴッホ 13 75億人とカサブランカ 14 ビキニとオオトカゲ 15 ソーシャルとメディア 16 ガラパゴスと世界のサカモト 17 古民家カフェと干し柿 18 ムクドリとワゴンR 19 お金と倍数 20 気づきと学び 21 生きていると死んでいる 22 求めると求められる 23 パリとベルリンのカフェ 24 美容師と料理人 25 キム兄とホームレス小谷 26 ランプと自殺 27 名刺と空港 ロバート・ツルッパゲとの対話 後書き 【著者】 ワタナベアニ 1964年横浜生まれ。写真家・アートディレクター。広告プロダクション、株式会社ライトパブリシティ勤務を経て、独立。「45R」などのクリエイティブディレクションを手掛ける。日本テレビ『anone』ドラマポスターで日本写真家協会・優秀賞を受賞。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展を中心に活動。

ユーザーレビュー

  • カメラは、撮る人を写しているんだ。

    Posted by ブクログ

    山口周さんがXで紹介していたのと、なにより小橋めぐみさんのジャケットに引き寄せられた。
    言葉で描写できないものは頭の中で認識できないから、本当に大事な瞬間や画面を捉えることができない。それにはボキャブラリーの蓄積や、日々の体験と経験が必要。シャッターの前には必ず撮る人がいて、かけがえの無いその場面を収めたいと思うから、必然性があるからその写真を撮っている。「愛するものへの衝動」と言及されているように、まさにカメラは撮る人を写している。普段はスマホカメラでしか写真を撮らないが、自分が写真を撮る理由や、写真の尊さに気づかされた素晴らしい良著。物語のやりとりもちょっとおやじ臭いユーモラスさがあって楽

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    2025年09月10日
  • カメラは、撮る人を写しているんだ。

    Posted by ブクログ

    何かを誰かのために作り提供する人全員に推奨できる本。
    文字通りに読むと写真の撮り方を伝える本であるが、筆者はカメラという道具、カメラマンという仕事、写真撮影を通じて捉えた社会の様々な面を、写真の撮り方という具体、比喩を通じて様々なメッセージを伝えている。誰にとっても読みやすい言葉でこれだけのメッセージを伝えられる筆者の文章力に脱帽した。
    筆者が何を目的として、どのような対象にこの本を書いたのかが非常に気になる。何度でも読み返したいし、何度読み返しても新たな気づきがあるのではないかと思わされる本である。

    他者から紹介をされて読んだ本であるが、私自身は日頃、カメラにも写真にも興味を持っている人間

    0
    2025年08月20日
  • カメラは、撮る人を写しているんだ。

    Posted by ブクログ

    喫茶「時間泥棒」を舞台に、たまたまSNSに上げた写真の評価がよくてカメラを買おうと思い立った初心者のカズトと、そんなカズトの様子を見て話しかけてきたカメラマンのロバートのダイアローグを通して、カメラを構える者の心構えを伝える。他人の評価に左右されない、自分が本当に好きだと思えるものを撮ろうと思わせてくれる一冊。

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    2025年02月01日
  • カメラは、撮る人を写しているんだ。

    Posted by ブクログ

    写真を撮るわけではないが、評判がよかったので。カメラは入口であって、表現すること全般に言える話が書いてあるのだろうと期待したら、その通りだった。テンポよくおもしろい会話を繰り広げながら、撮ることとは何かを追求する。読み終えて写真を撮ろうとは思わなかったが、いろんな場面で生きる(思い出す)考えが詰まった素晴らしい1冊だった。

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    2024年09月23日
  • カメラは、撮る人を写しているんだ。

    Posted by ブクログ

    最近自分はどんな写真を問いたいのだろうかという思いが自分の中にあったが、結局は悩んでいても解決せず外に出て写真を撮るしか無いのだなと当たり前のことを再認識させてくれた本。やってみて悩むこともあるだろうけど、今とは違う悩みできっと今と同じ場所のようで、位置は少し上がっているのだろう。

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    2024年03月21日

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