マッシモ・リヴィ-バッチの作品一覧

「マッシモ・リヴィ-バッチ」の「人口の世界史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 人口の世界史
    4.0
    1巻3,080円 (税込)
    たとえば、多くの企業が成長の舞台として期待している新興国は、その人口の多さによって熱い視線が注がれている。しかし、人口増加は経済発展のトリガーとなるのか、それとも経済発展の足かせとなるのか、議論の決着はついていない。そもそも、世界の人口は、なぜ、加速度的に増えているのか。増え続ける人口の調整局面はあるか。そして、地球上の最適な人口規模とはどれぐらいなのか……。 人口学の権威が、多彩な学問領域の知見を総動員しながら、人類史の謎に挑む意欲的な一冊。

ユーザーレビュー

  • 人口の世界史

    Posted by ブクログ

    多数の統計を分析して、例えば18世紀ヨーロッパの死亡率低下の要因がジャガイモなどの新作物のおかげとする説 (McKeown) を批判する。いろいろな概念が出たり複雑な分析をしたりと難しいので自分の興味のありそうな部分を拾い読むので精一杯

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    2023年07月15日
  • 人口の世界史

    Posted by ブクログ

    人口が増えたから生産も増えたのか?生産が増えたから人口は増えたのか?
    人口が増えたからイノベーションが起きるのか?イノベーションが起きたから人口は増えたのか?
    人口が増えたから人類は繁栄できたのか?繁栄があったから人口は増えたのか?

    人口とは、あらゆる社会問題の原因と同時に結果でもあり、しかもその要因はそれぞれ独立していない。
    出生率、死亡率、生産量、資源量、技術革新、労働力。
    全てのバランスが動態的に変動する事象を、読み解くことができるだろうか?

    本書は約300ページの長編ながらも、論文のような精細さと読みにくさが同居しており、
    ただでさえ要素が多い人口問題に、さらなる問題提起を重ねてく

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    2021年03月31日
  • 人口の世界史

    Posted by ブクログ

    人口という視点からの世界史、教科書っぽい書きぶりで、面白いかというと微妙(苦笑)ですが、これまであまり意識していなかった視点で、勉強になりました。

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    2021年09月12日
  • 人口の世界史

    Posted by ブクログ

    日本の人口は減っている。本書にも比較があるが、2050年には世界のベスト10にも残らない。歴史上、人口というのは繁栄、安定、安全と同義であるという。確かにそうだ。人は石垣、人は堀。

    その人口が7億人でも700億人でもなく、どうして今、70億人超なのか。生物としてはこのぐらい産める、という値から、地域・年代による出生数の違い。農耕に落ち着いたら安全かと思ったら、どうやら狩猟よりも死亡するケースも多かったらしい。そうこうしながら人は仕組みと知見を調え、人口を増やしてきた。

    さて、人口減少に転ずる今、繁栄、安定、安全はどうなってしまうのか。訳者あとがきに、ジャレド・ダイヤモンドに代表される作品に

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    2022年06月01日

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