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  • 中国共産党、その百年
    4.1
    1巻1,815円 (税込)
    2021年で結党100年を迎える中国共産党。現在、約9200万の党員を擁する超巨大政権党だ。結党から30年足らずで中華人民共和国を建国し、70年以上にわたってこの国を統治してきた。「党がすべてを決定」「絶対服従」「鉄の規律」といった組織原理はいかにして形成され、最高指導者・毛沢東は、この党にどのような影響を与えたのか。世界史的な展開を視野に収めつつ、今日に至るまでの中国共産党の歩みを多角的に浮かび上がらせた最良の通史である。

ユーザーレビュー

  • 中国共産党、その百年

    Posted by ブクログ

    むちゃくちゃ面白くて勉強になった。

    陳独秀がトップの頃の超初期の共産党のおさらいからモスクワとの距離感の変遷、
    初期は「革新的な価値観を提案してくれるもの」として新派の若者たちからみられていたこと、
    遵义会议で毛沢東の指導的立場が確立したこと、
    共産党が国民党に勝てた理由は徹底した上位下達型の組織の強さ(蒋介石もそう認めてる)、
    抗日戦争と対国民党との戦いの三つ巴感と抗日戦争が人民共和国成立に果たした歴史的役割、
    共産党が組織として国民党よりずっと強かった理由
    反右派闘争、大躍進運動、天安門事件それぞれの中身のおさらいと当時の指導者のメンタリティ(前2つは毛沢東の権力維持バランス調整のため、

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    2022年11月26日
  • 中国共産党、その百年

    Posted by ブクログ

    中国共産党史研究の第一人者による100年史。

    100年史といっても教科書的ではなく、人民共和国誕生までの叙述や毛沢東のとその周辺の人物描写に力点が置かれている。これは、政権獲得までに形成された毛沢東中心の体制が、その後の党や国家運営に大きな影響を及ぼしていると筆者が考えているため(中国共産党が史料公開を進めていないという事情もある)。随所に挟まれるエピソードも面白く、かつ中国共産党を理解する上で効果的。

    0
    2021年12月23日
  • 中国共産党、その百年

    Posted by ブクログ

    中国共産党の結党から今日までの歴史がわかりやすく書かれている。文化大革命がなぜ起きたのか、そのような事件を起こした毛沢東とは一体どんな人物だったのかがよくわかった。天安門事件の顛末を書いたくだりも興味深かった。

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    2022年10月28日
  • 中国共産党、その百年

    Posted by ブクログ

    解説書的に事実を列挙しているのでなく、物語のようにその時々の空気感を感じさせてくれるのが読んでて面白い。難解ではないが情報量が多く読見終わるのに時間がかかったが、いろいろ考えてさせること、気づきを与えてくれること多かった。
    「私たちに一体どうすればいいのか?」の件は全くその通りと思われ。
    22年2月にロシアがウクライナを侵攻した。世界の多数の国がロシアを非難する一方、中国はロシアをかばうような行動をとり西側諸国から不信感を得ている。どのような考え、戦略から中国がそのような行動をとっているのか著者に解説してもらいたい。

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    2022年04月16日
  • 中国共産党、その百年

    Posted by ブクログ

    共産党が如何にして生まれたかを歴史を通じて学べる。初期の共産党の生い立ちを理解したいと思うので有れば、非常に良い本なのではと感じた。

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    2021年12月12日

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