作品一覧

  • 経験と教育
    3.9
    子供自身の経験を重視。 デューイの教育論の掉尾を飾る名論考! 子どもの才能と個性を切り拓く教育とは?子ども自身の経験が好奇心を喚起し、独創力を高め、強力な願望や目的を創出し、能動的成長を促す。経験の連続性と相互作用という2つの原理を軸に、経験の意味と教師の役割を深く分析した本書は、デューイの教育思想を凝縮した名論考であり、生きた学力をめざす総合学習の導きの書でもある。
  • コモン・フェイス 宗教的なるもの
    -
    1巻2,750円 (税込)
    デューイの“A Common Faith”という著作は、この第一章の「宗教対宗教的なるもの」で、特定の宗教に執着しない宗教的態度を、“religion”から区別し、「調整」、「再方向づけ」、「パースペクティブ」、「自然への畏敬の念」、「情緒に触発された道徳性」、「公的な関心」などの概念として“the religious”(「宗教なるもの」)と表現したことで、ある特定の宗教の宗派教育には限定されない「宗教教育」の名著と言ってもいいのではないだろうか。(おわりにより)
  • デューイが見た大正期の日本と中国
    -
    1巻2,200円 (税込)
    1919(大正8)年1月、コロンビア大学教授デューイはアリス夫人とともに日本へ向けて旅立った。デューイ夫妻からアメリカの家族に宛てて、日本到着直後から8月まで書き継がれた日本発27通・中国発37通の全文を収録。

ユーザーレビュー

  • 経験と教育

    Posted by ブクログ

    100年以上前の書籍でも名著の素晴らしさは全く色褪せない。系統主義と経験主義の話、強化を進歩的に組織化することなど現代にも通じる教育哲学の名著。

    0
    2020年04月12日
  • 経験と教育

    Posted by ブクログ

    経験の再構築論、相互作用論にハートをつかまれました。
    ソーシャルワークの領域で大切にしてきたことが、がっつり重なります。

    個人の経験を、社会とつなぐこと。

    もっと読み込んで、自分の中に染み込ませたいです。

    0
    2018年08月09日
  • 経験と教育

    Posted by ブクログ

    まぁ文章が難しいこと、難しいこと。例外を極力排除する緻密な文構成ゆえに仕方ない。

    「伝統的教育」と「進歩主義的教育」の二者択一的な「主義」で捉えてはならないことを口酸っぱく述べている。

    両者を良い塩梅で組み合わせると良いのでは?と考えたが、訳者はあとがきでそれを「中間者」と表現している。

    今、自分の中でその中間者はどんな教育組織であるかは一読するだけでは曖昧だ。

    まぁ政府が伝統的教育、民間が進歩主義的教育を推進しても良いのではないか?と思わなくもない。

    0
    2020年04月01日
  • 経験と教育

    Posted by ブクログ

    教育哲学をテーマにした論稿なので、学校教育に限らず「○○教育」と表される教育活動にあてはまる。もちろん「成人教育」・「従業員教育」等といったことも含まれると思う。

    教師の積極的な指導が伴うことによってはじめて、生徒が主体的に教育的経験を得られる。このことも職場での従業員教育で大切なことだろう。日常の職場の業務経験の持つ高次な教育的意味を、意識するかしないかで、職場での人の育ちも変わってくるはずだ。
    この視点は、第4章の「社会的統制」のテクストでもしっくりくる。「因習は摩擦を防ぐ潤滑油」(P.94)というフレーズだけ聞いてもしかり。

    とはいえ、基本的に、本書は学校教育の現場の先生方に読むよう

    0
    2011年12月30日
  • 経験と教育

    Posted by ブクログ

    デューイの晩年の著作であるため教育実践と哲学がそれぞれ完結された形で簡潔に書かれているのでわかりやすいかと(他に比べて)。
    ただデューイの独特の文体により読みづらい。

    0
    2010年03月15日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!