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ユーザーレビュー

  • サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サステナブルな未来、資本主義には非常に興味がある部分であり読書。
    ファイナンスのプロの著者だけあり、お金の流れを非常にわかりやすく説いてくれている良著。


    メモ
    ・資本主義は労働力を買うために生まれたと言われている。集団やコミュニティなくとも労働をモノとして売買できるようにしてきて発展してきたのが資本主義。
    ・かつては情報・ネットワークを有する人がその優位性を活かして事業を展開。
    ・事業家・投資家・労働者という関係者
    ・サステナブルな資本主義に必要な三つの視点
     人、お金、全てのステークホルダー
    ・持続可能な社会を実現するという課題に挑戦するにはステークホルダーをまきこめるような社会的コスト

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    2021年12月28日
  • サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える

    Posted by ブクログ

    資本主義の限界や、持続可能な社会の構築をテーマとした本が増えている中で、投資家や経営者ではなく、消費者の重要性が謳われている点に面白みを感じた。

    サステナブル資本主義という言葉が本書中で確りと定義付けられており、それらを実現する為のビジョンも記されている点が非常に参考になった。
    テーマ上、やや概念的な話になってしまうことは已むないが、それでもどのようにすれは社会にどう影響が出るかという事が過去の例を挙げながら述べられており、理解しやすかった点も良かった。

    著者がベンチャー向けの投資家ということもあり、それらにフォーカスが当てられ過ぎてる印象もあったが、様々な角度からの物事の見方を教えてくれ

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    2021年10月27日
  • サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える

    Posted by ブクログ

    大量生産、大量消費を加速させた資本主義
     資本主義のシステムにおいては、時間が短いほどリターンが大きくなる特性があります
     利回り%の違いは年数を経ることで途方もなく大きな差となって現れますが、これた 「複利の力」と言います。年率一○%と二○%の利回りの違いは一年では一○%ですが、三○年間積み重なると一七・四倍と二三七・四倍という大きな差になります。
     複利の力については、投資家として有名なウォーレン・バフェットが指摘していますけこれは資本主義の仕組みの中で極めて大きな影響をもたらします。
     つまり、大きなリターンを一気に生み出す必要はなく、小さいリターンを継続的に生み出すほうが、リターンが大

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    2025年07月18日
  • サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える

    Posted by ブクログ

    「サステナブル資本主義」という言葉を初めて聞いたが、非常に共感できる。現状のシステムはすでに限界だ。
    現代の資本主義は、一部の大金持ちを生み出す一方で、大多数の貧困層を生み出してしまうという、構造上の課題がつきまとっている。
    金持ちは益々金持ちになってしまう仕組みのために、格差を生み出し、その差は広がる一方となる。
    一度貧困に落ちてしまえば、そこから抜け出すことは非常に困難で、実際には「無理ゲー」と言える状態であることは間違いない。
    本来であれば、国家が主導して、大金持ちから更に税金を取り、貧困層に対して適切に配賦することで格差を是正すべきなのだが、正直「格差是正」までには至っていない。
    一部

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    2024年07月20日
  • サステナブル資本主義 5%の「考える消費」が社会を変える

    Posted by ブクログ

    消費する上でも投資家の視点を持つことの大事さは藤野さんの本でも書いてあったように思うし、コロナ禍で実感している人もいるのではないか。日本が世界のリーダーになれる気はしないけど、「考える消費」が広まってほしいなと思う。あと寄附文化も。

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    2022年03月27日

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