熊倉潤の作品一覧
「熊倉潤」の「新疆ウイグル自治区 中国共産党支配の70年」「台湾有事と中国包囲網」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「熊倉潤」の「新疆ウイグル自治区 中国共産党支配の70年」「台湾有事と中国包囲網」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
何かと敏感な地域。文章表現にだいぶ気を使いつつ、中立で冷静な立場であろうとする著者の姿勢があちこちに伺える。これまでの歴史の流れがよくわかった。
・紀元前2000年頃にコーカソイド系の人々が西からやってきた
・タリム盆地周辺のオアシスでは、天山山脈などからの雪解け水を利用した農業者が発達。クチャ、カシュガル、ヤルカンド、ホタンなどのオアシス都市が漢人進出前から成立していた。
・漢人の進出は紀元前二世紀の前漢の武帝の時代頃。敦煌より西は西域と呼ばれた。
・10世紀頃にイスラーム化がはじまった。
・中華民国成立後はロシアの影がちらつく。
・習近平の父の習仲勲は新疆分局の上部組織である中共中央西北
Posted by ブクログ
★ 新疆ウイグル自治区
中国の国土の1/6
民族的にはテュルク系で、トルコ人などと同じ系統に属する
中東イスラム世界と文化的に強い紐帯で結ばれている。ウズベク人、カザフ人と並んでテュルク系ムスリムの一角に数えられる
新彊は歴史的にトルキスタンの一部とみなされてきた。そのため現在は東トルキスタン
東トルキスタン共和国の失敗を経て1949年、人民解放軍の支配下に入った。
★ 親戚制度
漢人を主とする公務員を「親戚」と称させて現地ムスリムの各家庭に割り当てる仕組み。しかし、その「親戚」が豚肉料理を使って食べさせる、酒をすすめるなど、悪循環に拍車がかかった。これに抵抗すれば「テロリスト」として報告さ