作品一覧

  • 増補改訂版 吟遊詩人

    増補改訂版 吟遊詩人

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 吟遊詩人とは? トルバドゥール、ミンネジンガー、ミンストレルにジョングルール… 詩人・語り部・歌い手・芸人・王侯・騎士・魔術師……そして、スパイ。 呼び名は違えど、世界各地に実在したのか、謎多き存在「吟遊詩人」。 彼らは一体どんな人たちだったのでしょうか? 奔放で自由、時に危険な彼らの実態を、 史料を基に事細かく検証・紹介する充実の一冊がついに改訂増補版で登場! 2006年刊行の原版をさらに深化させました。 最大の増補ポイントは、60ページ超のかきおろし「ジョングルールの声」! 現代では決して聞くことのできない、中世の吟遊詩人(特にジョングルール)の「声」に迫ります。 「美しい声とは何であろうか」 トルバドゥールの歌の旋律を基に、声の推測・音域の探求、写本からの楽譜化、歌の伝播…… さらに、史料に記された「甘美」「よき音(bon son)」という感性的な形容から、 彼らの歌声がどんな「甘美な調べ」だったのかを解き明かします。 中世の音楽・文化・人間像に興味がある方必読の、待望の改訂増補版です。
  • コモンズ:スコラ vol.18 ピアノへの旅 (commmons:schola〈音楽の学校〉)

    コモンズ:スコラ vol.18 ピアノへの旅 (commmons:schola〈音楽の学校〉)

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,980円 (税込)
    2008年にVol.1『J.S.バッハ』でスタートし、2018年『ロマン派音楽』まで17巻(CDと本)をエイベックスから刊行してきた、坂本龍一監修のユニークな音楽全集〈音楽の学校=コモンズ・スコラ〉。このVol.18から、プレイリストで音楽を聴きながら読む書籍として生まれ変わります。 リニューアル第1弾のテーマは、坂本龍一がもっとも長く深く付き合ってきた楽器、ピアノ。だれにでも正確で大きな音が出すことができて、「楽器の王様」とも呼ばれるピアノは、ギターと並んで世界的にもっともポピュラーな楽器です。 本書では、そのピアノ成立史のミステリーに挑むとともに、工業化の粋を極めたピアノという楽器とその音楽の本質を多彩な視点から縦横無尽に語り合います。東日本大震災で出会った「津波ピアノ」に象徴されるように、ピアノを不自由で儚い楽器ととらえ近代に抗う坂本の楽器観・音楽観も浮き彫りになります。 ゲストに迎えたのは、ピアノよりさらに古い鍵盤楽器の成立史に詳しい研究者・上尾信也さんと、中欧・東欧の芸術音楽、民族音楽がご専門でピアノをめぐる文化史にも造詣の深い音楽学者・伊東信宏さんのおふたり。 第1部は3人の鼎談。国立音楽大学の楽器学資料館で歴史的な鍵盤楽器に触れたあと(カラーで紹介)、紀元前のローマ、ギリシャやイスラム世界まで視野を広げて、ピアノ成立史のミステリーに挑みます。 後半の第2部は坂本×伊東の対談。バッハからライヒまで、坂本が慣れ親しんできたピアノ曲を聴きながら、不自然で不自由で、そこがいじらしくもある楽器=ピアノの本質に迫ります。

ユーザーレビュー

  • 増補改訂版 吟遊詩人

    Posted by ブクログ

    吟遊詩人とは何者なのか?
    主に中世ヨーロッパに実在した彼らの本当の姿を
    紹介し、その真実について、解き明かしてゆく。
    音楽史の研究者による渾身の一冊。
    ・はじめに
    第1章 歴史の中の吟遊詩人 第2章 トルバドゥールの世界
    第3章 トルバドゥール列伝 第4章 ミンネジンガーの世界
    第5章 ミンネジンガー列伝 第6章 吟遊詩人とは
    索引、参考文献/参考資料有り。
    ・おわりに
    増補の章 ジョングルールの声
    追加参考文献有り。
    ・増補版あとがき

    主に中世ヨーロッパに実在した吟遊詩人について、
    現代のイメージとは異なる姿を克明に紹介し、解説している。
    フランス南西部のオック語で書かれた詩歌の作者で
    宮廷歌人の、トルバドゥール。
    フランス北部のオイル語で書かれた叙情詩歌の作者で
    宮廷歌人の、トルヴェール。
    ドイツの宮廷で自ら、或いは楽師などの伴奏で詩歌を
    歌った宮廷歌人の、ミンネジンガー(ミンネゼンガー)。
    中世後期の歌舞音曲を生業とし、自らも詩歌を創作して
    宮廷や都市の芸能に参加する芸人の、ジョングルール。
    ケルトの語り部で詩人兼演者の、バード。
    放浪の学生や聖職学生からなる、ラテン語で詩歌を作り、
    歌う、ゴリアール。
    古代から中世にかけて。パントマイムの役者であり、
    道化役者として劇団を率いた遊芸人の、ミームス。
    14~17世紀のドイツの都市で職人身分を中心とした
    ドイツ語の詩歌の創作と歌唱を行った、
    マイスタージンガー(マイスターゼンガー)。
    インドの語り部、バウル。日本の琵琶法師など、
    様々な吟遊詩人の解説が述べられている。中でも、
    トルバドゥールとミンネジンガーについては
    かなり詳細な解説がなされ、その歴史や系譜、列伝など、
    様々な写本や史料から解き明かされている。
    増補ではジョングルールを中心にした
    “声”や“音”の楽譜という史料からの考察。
    吟遊詩人の形成には、歴史の変遷の他に宗教、
    十字軍の遠征やイスラム文化からの楽器や歌舞音曲の
    伝播も影響していたことが興味深かったです。

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    2026年06月04日

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