J・マイケル・ストラジンスキーの作品一覧
「J・マイケル・ストラジンスキー」の「シビル・ウォー」「スパイダーマン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「J・マイケル・ストラジンスキー」の「シビル・ウォー」「スパイダーマン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ピーターは逃れられぬ死を受け入れることにより超越者になりえたはずなのにMJのメフィストとの契約により“原罪”を犯してしまう。
聖書における“失楽園”をヤスパース由来の実存主義になぞらえて描いた衝撃作という感じなのだろうか。
[スパイダーマン:ブランニュー・デイ]というシリーズへの転換に当たるブリッジエピソードらしいのでテコ入れするための壮大な詭弁要員的な作品なのかもしれないが、これまでのアメイジングスパイダーマンシリーズを『神が創った“楽園”だった』という解釈で描いた点では誠実さがある詭弁なのでは?という感想を私なりの詭弁としてここに残したいと思う。
Posted by ブクログ
スパイダーマン史のなかでも事件性の高い「ワン・モア・デイ」。
最後に起こる現象はアメコミにはありがちな面もあり、また賛否両論を呼びやすいものだとは思うが、この作品はどちらかと言えばもう少し評価されても良い印象を受ける。
というのも、メイおばさんの死に責任を感じて防ぐために必死になるピーターを描き切る中で、超常的な力がありふれたマーベル世界でも否定される「死から逃れること」をじっくりと描きあげている。「設定のリセット」と言ってしまえば簡単だが、その決断に至るまでの過程は非常に丁寧なものだ。また、「あり得た可能性」なるものを示しているのも大変興味深い。
払った代償と同じく決断を迫られるMJの