ライザ・マンディの作品一覧
「ライザ・マンディ」の「コード・ガールズ――日独の暗号を解き明かした女性たち」「ザ・シスターフッド――CIAの女たち」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
【ドット・ブレーデンはこれから船を沈めるのだ】(文中より引用)
第二次世界大戦中に枢軸国側の暗号を解き明かすべく、密かに集められた女性たちの物語。これまで軍務に携わったことがなかった女性たちは、どのようにして世界最強と謳われる暗号の数々を打ち破るようになったのか・・・。著者は、「ワシントン・ポスト」で長年にわたって記者を務めたライザ・マンディ。訳者は、大阪外国語大学を卒業している小野木明恵。原題は、『Code Girls: The Untold Story of the American Women Code Breakers of World War II』。
アメリカでベストセラーになった本作ですが、女性問題とインテリジェンスの交差する部分を扱った稀有な歴史本という印象を受けました。山本五十六の死やノルマンディー上陸に絡む女性たちの役割を知るにつれ、「こんなことがあったのか・・・」と息を呑むこともしばしば。これは高評価続出も頷けます。
味わい深い表紙も魅力的☆5つ
Posted by ブクログ
世界大戦を変えた女性たちの物語。
第二次世界大戦のアメリカでは、実はたくさんの女性たちが暗号解読に従事していた。インテリジェンスの分野で活躍した女性たちの秘められた歴史を明かすドラマティックな一冊。
自分の祖母も戦争中のことを語らなかった。亡くなった後で大陸で教師をしていたらしいことがわかった。話を聞ければよかったと思うが、祖母にとっては話したくないことだったのかもしれないし、語るべきことではなかったのかもしれない。この本を読んでそんなことを思い出した。
女性たちには暗号を扱う力があった。戦争で男性たちが足りなくなったから女性たちを採用した面が大きいだろうが、結果的にそれが功を奏した。しかし女性たちが正当に扱われたかといえばそうではないこともあったようだ。戦後に自分のしたことを語れなかった者がいた。お払い箱のように職場を去らなくてはならなかった人もいた。結局アメリカも「男は外で働く、女は家を守る」という発想が強い。また武器を持って前線でひどい経験をした兵士たちと同様に精神を病んだ人もいたようだ。直接的でなくても人の命を奪う仕事だったのだから。『戦争は女の顔をしていない』でも思ったが、戦時中にそれぞれの場所で戦った(特に軍属の)女性たちへのフォローが不十分なのか、この国も。
そのような女性たちの誇り高き仕事に光を当てる作品である。苦悩も活躍も描かれている。分厚くて登場人物が多くて読みにくい部分もあるが、惹きつける本だった。戦時中の任務だから話せない部分もあったのだろうが、やはり女性たちのしたことだからという点で知られていなかった部分もあるのだろう。この本の反響が大きかったことが最後に書かれている。人を揺さぶる作品である。