作品一覧

  • 海をよみがえらせる 諫早湾の再生から考える
    3.0
    1巻616円 (税込)
    海辺はプランクトンの“大草原”であり魚の“ゆりかご”です。近代日本は、海辺の自然を失ってきました。「宝の海」を失った象徴的な例が有明海・諫早湾です。しかし、海の再生力は大きく、自然保全が社会経済的にも利益を生む実例もあるのです。有明海をよみがえらせて自然の価値をみつめることは、日本の再生にもつながるでしょう。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 海をよみがえらせる 諫早湾の再生から考える

    Posted by ブクログ

    諫早湾の潮受け堤防が閉められた後、実際の干拓地がどのようになっているのか見に行ったことがあります。最近、ひょんなことからその話を若い子にしたら、「諫早湾の干拓って何ですか?」と言われました。

    裁判により排水門の開放が支持され、一方でその後県の申し立てにより差し止めが決まるなど、諫早湾の干拓事業をめぐる争いは現在もなお続いています。しかし、現在進行形の出来事でありながら、このことについての関心は未だに低いままです。

    本書は生物学を研究されている方が書かれた“開門派”による入門書ですので、開門あるべきという前提で書かれてはいます。ただ、これまでの経緯や何が開門におけるネックなのか、ということも

    0
    2014年01月11日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!