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  • 農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち【特別版】

    農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち【特別版】

    ビジネス・実用

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    1巻660円 (税込)
    【WedgeONLINE PREMIUM】 農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち【特別版】 便利で安価な暮らしを求め続ける日本――。これは農業も例外ではない。大量生産・大量消費モデルに支えられ、食べ物はまるで工業製品と化した。このままでは食の均質化はますます進み、価値あるものを生み出す人を〝食べ支える〟ことは困難になる。しかし、農業が持つ新しい価値を生み出そうと奮闘する人は、企業は、確かに存在する。日本の農業をさらに発展させるためには、農業の「多様性」が必要だ。 この記事は、月刊誌『Wedge』で、2023年1月号(2022年12月20日発売)の特集農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち」に、同誌23年2月号(1月20日発売)の「黎明期にあるスマート農業 “実装の壁”を乗り越えるには」(Wedge編集部)の記事を加えた特別版です。 INTRODUCTION 農業をもっとクリエーティブに もっとイノベーティブに(Wedge編集部) PART 1 農業の価値再考 前例がなければつくればいい ベトナム発“次の農業”(Wedge編集部) PART 2 有機農業 拡大し続ける世界市場 有機農業の黎明期に立つ日本(Wedge編集部) PART 3 都市農業 農業が都市にあることの価値 絶やさないためのヒント(出井康博 ジャーナリスト) PART 4 用途広がるコメ「ごはん」だけじゃない コメが持つ無限大の可能性(熊野孝文 元米穀新聞記者) PART 5 小売業の役割 「売れればいい」から脱し 小売業は“価値伝達業”たれ(笹井清範 商い未来研究所 代表) WEDGE_REPORT 黎明期にあるスマート農業 “実装の壁”を乗り越えるには(Wedge編集部)
  • ブランド米開発競争 美味いコメ作りの舞台裏

    ブランド米開発競争 美味いコメ作りの舞台裏

    ビジネス・実用

    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    2018年2月、美味しい米の代表とされる魚沼コシヒカリが食味ランキングで特AからAに陥落したニュースは衝撃を呼んだ。翌年、魚沼コシヒカリは無事特Aに返り咲くが、各産地が「美味しい米」の開発・生産に努め、しのぎを削る状況は激しさを増す一方だ。美味しさはもちろん、冷害耐性、豊富な栄養、収穫量など多様な目標のもと、今日も新品種の開発が続けられている。ブランド米開発の舞台裏と米作現場のさまざまな課題に迫る。   目次 ブランド米の生まれた背景――まえがき  第1章 ブランド米狂騒曲 1 コシヒカリ覇権の経緯/2 新品種はどう開発されるのか/3 あきたこまちと大潟村の挑戦/4 ブランド米の価値はどう決まるか/5 ササニシキの復権に賭ける/6 変わる食味テスト/7 日本一誉れ高いコメ――コシヒカリの味を超えるコメを/8 海外から求められる「龍の瞳」/9 収穫期をずらせるのが魅力「五百川」/10 栄養素が豊富な「金のいぶき」/11 ブランド米と小売店  第2章 ブランド米の功罪 1 味にこだわりすぎた「つや姫」/2 ブランド維持が裏目に出た「青天の霹靂」/3 美味しさの追求は諸刃の剣/4 コシヒカリの受け皿となる品種  第3章 需要に合わせてコメを作る 1 業務用米の世界/2 コメ代わり食品の登場/3 「ご飯」を食べてもらう試み/4 安くて美味しいコメが求められている/5 コメ輸出という悲願/6 耕作放棄地は増え、担い手は減る  第4章 コメの未来 1 広い面積にはドローンが有効/2 今までの限界を超えるコメ作り/3 コメの種子をめぐる大変革/4 民間のやる気を削ぐ現行システム/5 民間育種は壁を越えられるか――住友化学の挑戦/6 執念の民間育種家 コメの取引のあり方が大きく変わる――あとがき

ユーザーレビュー

  • ブランド米開発競争 美味いコメ作りの舞台裏

    Posted by ブクログ

    著者 熊野孝文は、コメ関係の取材で、40年の蓄積があるのがとても強い。
    日本のコメのウラとオモテをみてきた人の本で、2021年3月25日に発行された。出来立て、ホヤホヤの本である。私は主に花卉、観葉植物、野菜をジャンルとしてきたので「コメ」については、隣で見ていただけでよくわからなかったが、この本を読みながら、農水省、JAの日本のコメ政策のでたらめさにあらためておどろいた。とりわけ飼料米をめぐっての、補助政策はあきれてものが言えないぐらいである。牛や豚にコメをくわせるというのは、おバカさんの机の上の自給率論の対策である。コロナ禍で格差が広がって、ご飯を3食 食べることができない人がいるにも関わらずだ。飢餓で死ぬ老人もいる日本の現実。あくまでも、「瑞穂の国」ということで、稲作にこだわっている。この稲作を守るということで、どれだけの膨大な税金を投入してきたのだろうか。自給率を上げるには、子実トウモロコシを栽培して,乾田直播をすすめた方がよっぽど正義の道だ。
    ブランド米とは、現在令和元年産では水稲うるち米 824種。水稲モチ米で132種、醸造用米223種 合わせて1179種あるという。ブランド米がそれだけあったら、もはやブランド米といえない状況だ。各県ごとにとりくんでいるので、いくらでもでてくるのだろう。それぞれの県が力を入れて宣伝しているわけだが、本当にそれほどのブランド米いるのか?民間の育種をのぞけば、税金をつかってやってる訳で、税金のムダづかいのようにみえる。コメの育種の選択と集中がまったくないのだ。消費者は、本当に求めているのだろうか?また、どれだけのコメの差別化ができているのかあやしい。
    日本は民主主義なのだから多様性があって、それでいいといえるのか?
    にもかかわらず、コメの消費はどんどんと減少しているのである。「日本人はもっとコメを食え」と言ったって、少子化、人口減少、高齢化ときておれば、当然日本人の胃袋は小さくなっているのである。部分最適と全体最適という言葉があるが、多くのブランド米があるのは、サイテキという言葉が辞書には、ないようだ。いかに日本のコメ産業を維持して、維持し、発展させていくのかという大局的な見方と政策がいると思う。
    ブランド米といえば、魚沼産コシヒカリである。日本穀物検定の特Aを平成元年から始まりそれで一番美味しいコメと認定されていた。日本のコメの美味しさは、魚沼産のコシヒカリだった。平成29年度産の魚沼産が特Aから、転がり落ちた。まさに農業は天候に左右されるものである事を示した。まぁ。おごりもあると思うけどね。フランスのボルドーワインを中国の富裕層が買い占めたことがあった。魚沼産コシヒカリは、中国人でも人気があるけど、投機の対象にならなかったのは、それまでのことかもしれない。魚沼産コシヒカリ新米1kg1000万円っていうような話があると面白いけどねぇ。そういうこと仕掛けるプロデューサーがいないのかな。フランスにはちゃんとボルドーワインを投機対象にしたプロデューサーがいると思う。「おりんピッグ」なんてお馬鹿さんな電通出身のプロデューサーばかりだ。電通が日本をおバカさんにしたかもしれない。ブランド米の企画宣伝も多分、電通がやっていることだろう。おバカさん農林省の考えそうなこった。
    食糧管理法は、1942年の戦時中に安定供給をめざしてつくられた法律が1995年まで続けられたことも驚きだ。国が米を買いあげ、ブレンド米として販売していた。国から与えられた免許がなればコメを販売できず、コメの買入、売却価格がきめられていたのだ。この逆ざやで、農水省の予算の40%を占めていたというから驚いてしまう。なにか利権の匂いがしてならない。
    減反政策は、2018年に終了したが、今だに年間3000億円をこす巨額な助成金が「用途限定米穀」と名付けられて、補助を出している。カドミウムやアフラトキシンのコメがそのまま横流しして、食べるコメとして売られていた詐欺事件も生々しい。農水省は、接待漬けだったのだろう。知らなかったって、官僚言葉が虚ろに聞こえる。官僚はいつから認知症になったのだろうか。どこかが、不具合が存在している。著者は、コメのことを淡々と事実を述べているが、もっと書きたいことがあるのだろうと思う。一度、一緒に食事して、酔わせて、本音を言わせたい。
    本の紹介をしているが、どうもこの本の正当なレビューになっていない感じをしている。書かれている内容の行間を読んで、怒ってばかりいるのだ。この本は、ブランド米に関して興味のある人は、襟を正して読むべき必読本である。それから、コメのことを本気になって考えよう。

    0
    2021年04月10日

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