作品一覧

  • 職業としての政治
    3.6
    「どんな事態に直面しても『それにもかかわらず!』と言い切る自信のある人間.そういう人間だけが政治への『天職』を持つ」.マックス・ヴェーバー(1864-1920)がドイツ敗戦直後,自らが没する前年に行った講演の記録.政治という営みの本質,政治家がそなえるべき資質や倫理について情熱を傾けて語る.(解説=佐々木毅)

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ユーザーレビュー

  • 職業としての政治

    Posted by ブクログ

    別の書籍で紹介されていたことをきっかけに読みました。
    久しぶりの古典だったということもあり、いつもより読み終えるのに時間がかかりましたが、読んで良かったと思える内容でした。
    本書の最後に解説があるので、それを読んだ後改めて読み返すと、より理解が深まると思います。

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    2024年11月15日
  • 職業としての政治

    Posted by ブクログ

    もうずいぶん昔のことになるのですが、池上彰さんが選挙特番で小泉進次郎議員を取材した際に話題にしていて、気になっていた本書。
    ちょうど夏に文庫フェアが開催されていて、比較的ページ数が少なめだったこともあり、気軽な気持ちで手にとってみました。

    著者のマックス・ヴェーバー(1864-1920)はドイツの政治・社会・経済学者。
    本書は彼が1919年に行った学生向けの講演が元になっています。
    当時のドイツは、第一次世界大戦での敗戦後、ドイツ革命と後に呼ばれた動乱のさなか。

    ・「政治」とは「権力の分け前にあずかり、権力の配分関係に影響を及ぼそうとする努力である」
    ・「国家」とは、「ある一定の領域の内部

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    2021年10月24日
  • 職業としての政治

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    公共政策学に興味があり、参考図書に挙げられていたので読んでみた。内容はパラパラと読むだけでは理解が難しく、あまり理解できない部分が多かったので、誰かと読み直してみたいと思った。政治家に必要な3つの資質として、情熱、責任感、判断力が挙げられていた点と、最後の主張のあたりにある、「それにもかかわらず!」と言い切る自信を持つ者が政治家という職業の天職をもつというところは印象に残った。

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    2021年08月21日
  • 職業としての政治

    Posted by ブクログ

    多少難しいが、解説が分かりやすいので、大まかに理解出来た。
    当時のドイツの時代背景を踏まえると、政治に対する熱い想いや危機意識が伝わってくる。

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    2021年05月05日
  • 職業としての政治

    Posted by ブクログ

    マックス・ヴェーバー(1864~1920年)は、ドイツの政治・社会・経済学者。社会学の第二世代を代表する学者で、「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(1905年)は、社会学の名著として有名である。
    本書は、第一次世界大戦(1914年7月~1918年11月)終戦直後の敗戦国ドイツの革命的状況の中で、著者が死去する前年の1919年1月に、ミュンヘンで大学生向けに行われた講演(更にパンフレットとして出版され、死去後『科学論論集』に収められた)の邦訳である。(姉妹編の『職業としての学問』もほぼ同じ時期のものである)
    本書でウェーバーが言わんとしたことは、大まかにいえば以下である。
    ◆「政治と

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    2020年11月23日

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