秋元里奈の作品一覧
「秋元里奈」の「365日 #Tシャツ起業家 「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「秋元里奈」の「365日 #Tシャツ起業家 「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
食べチョクで有名なビビッドガーデンの創業者秋元里奈さんの自伝のような本。
彼女の自伝のような前半パートと起業家・経営者としての秋元さんへの質疑応答及びステークホルダーからの評価という後半パートの2部構成になっている。
秋元さん自身はメディア露出も増えてだいぶ有名になったと思われるし、とてもキラキラした印象を持っていた。一方で本を読んでいくと生まれは農家で双子の母子家庭、学力も飛び抜けていたわけではなく、元々は漫画家を目指していたような内気な人。農家の子供特有の偏食を示すなど、いわゆるお嬢様やご令嬢などではない普通の人だと分かった。
かつての農家が荒廃している姿を見たことが原体験となり、自身が生産者を救うというミッションを掲げて起業に至るわけだが、この本ではその過程まで細かく書かれている。ビジネススクールでMBAを取った身からしても顧客のペインを的確に捉えていると思うし、その過程や考え方は起業を考えている人にとっても非常に参考になるだろう。
また、周囲から応援される様子を読んでいて思うのは非常にフラットに接しており、相手にちゃんと関心を持てる人間力の高い人なのだろうと感じた。
私も秋元さんのように起業するか大企業で何かをなすかは考えたことがある。
結論としては多くの要素を考えた際に週末起業的な働き方、もしくは社内起業的に何かをなすことを第一選択肢と考えた。
実を言うと私の祖母も農家だった。彼女の原体験には非常に共感した。一次産業に限らず何かの社会課題を解決したいと思っている人にとってもきっと役立つ本なのではないかと思っている。
ぜひ色々な人にこの本をお勧めしたいし、食べチョクを活用して、食料自給率がカロリーべースで40%程度しかない日本の変革にユーザーとして貢献していきたい。
「努力している人は夢中になれる人に勝てない」という言葉もあった。秋元さん自身を見ているとまさに夢中になれる人なのだと感じるが、一方で秋元さんに直接会う機会があれば「自分に起業家としての適正はあると自身で考えているか」を改めて問うてみたい。