下野新聞子どもの希望取材班の作品一覧

「下野新聞子どもの希望取材班」の「貧困の中の子ども」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 貧困の中の子ども 希望って何ですか
    4.2
    1巻858円 (税込)
    日本のおよそ6人に1人の子どもが貧困線下に暮らしているというデータが発表され、話題を呼んだ。 しかし現状は目に見えにくく、貧困世帯への社会の理解も乏しい。 困窮する子どもを見つけ寄り添うために、私たちに何ができるのか。 可視化されにくい貧困の現状をあぶり出し、解決策を探るための一冊。 貧困ジャーナリズム大賞をはじめ、数々の賞を受賞し話題になった新聞連載を書籍化!

ユーザーレビュー

  • 貧困の中の子ども 希望って何ですか

    Posted by ブクログ

    社会が子どもの貧困に目を向けることから始まる。社会全体で子どもを育てるという視点が大切ということ。

    虐待されていないか、と考えるのはもちろん大切だと思うけど、それだけでは対応しきれないことがたくさんある。
    虐待の状況までいかなくても、貧困で苦しんでいるお母さんたち、子どもたちはたくさんいる。
    貧困の状態にないか、という視点でみれば、支援が必要な家庭は本当にたくさんあるのだろう。

    行政が出来ることは限られているからこそ、自治体と民間が協力して情報共有や支援ができる体制を可能にしなくてはいけない。

    社会から孤立する家庭が増えてしまわざるを得ない作りの世の中だからこそ、家庭により近い立場からの

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    2015年11月11日
  • 貧困の中の子ども 希望って何ですか

    Posted by ブクログ

    日本の貧困問題について改めて考えさせられる本だった。制度面でも私たちの意識の面でも、もっと「子どもの貧困」に目を向けなければならないと思った。日本は財源が少なく、それぞれの世代の施策からお金を取り合いがちだが、日本の未来を考えると、子どもの支援に対して、もう少し財源を使っていくべきではないだろうか。
    また、本では様々な民間支援についても記載があり、私も自分にできることをやってみようと思った。

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    2023年05月22日
  • 貧困の中の子ども 希望って何ですか

    Posted by ブクログ

    この本は下野新聞で連載された大型企画を書籍化したものです。栃木県で育った私にとって、作中に出てくるエピソードは身近な地域なものであったため、より身近なものとして考えられました。日本のおよそ6人に1人の子供が貧困状態で、その現状は目に見えにくく、社会の理解も乏しいということがわかりました。私は1人親ではありましたが、比較的豊かな家庭で育ったため、一つ一つのエピソードを読むうちに今までどれだけ私が恵まれていたのか自覚的になりました。現代の日本における貧困は命を繋ぐことは出来ても、困窮した生活を強いられていて、本来受けられるはずの教育や成長の機会、進学や就職の選択が損なわれています。自分が普通ではな

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    2020年09月22日
  • 貧困の中の子ども 希望って何ですか

    Posted by ブクログ

    絶対的ではなく、相対的な貧困が、子供から様々なものを奪っている現実について書かれています。生活することが精一杯で、勉強などその他のことに頭を回すことができない家庭。進学という道を断たれ、貧困の連鎖が発生する現実を、具体的に実際の家族を取り上げることで書かれています。問題があるのですと訴えられています。死ななければ良いのか。甘えなのか。読者にも訴えてくる内容になっています。
    一人一人に何ができるのか。それについても具体的に書かれています。少しずつでも動いて欲しいという訴えの現れている内容でした、

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    2016年12月28日
  • 貧困の中の子ども 希望って何ですか

    Posted by ブクログ

    子どもの置かれた環境や、それに伴う発達上の課題などが注目されるようになってきました。当書にはその事例が悲劇的なものから、明るさが見いだせるものまで様々な切り口から描かれています。これからたくさんの幅広い善意は、有機的なアクションにつながり得るのか、見て考えて動いていきたいなぁ。

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    2015年03月24日

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