☑️D2Cの性質・動向について
●D2Cとは、顧客に直接販売・コミュニケーションを行うビジネスモデルのこと。
●メーカー✖️テックのカンパニーである。データサイエンティストが所属している。
●KPIは、従来のPL思考ではなく、LTVを主要な指標とするBS思考をベースに置いている。
●商品やコン
...続きを読むテンツを通して、大切にしている世界観を伝え、共感してもらい、ファンにする。そして、そのファンが、エバンジェリストとして口コミを通して新たなファンを作り出す。
●店舗では、UX(User Experience)を重視している。
そのため、店舗では商品は売らず、商品を通した『体験』を楽しんでもらう場と位置付けている事が多い。
●店舗では商品を売らないため、顧客は『購入のプレッシャー』から解放され、気軽に商品を体験できる。
また、店員もKPIが売上ではないため、『販売のプレッシャー』から解放され、本質的に顧客に寄り添い、提案できる。
●店舗に来店するお客さんはO2O(online to offline)が大半を占める。カスタマージャーニー的には、オンラインでリードを獲得し、育成→店舗にて体験してもらいファン度を上げ、購入。
☑️D2Cの店舗展開
●店舗展開を行う理由は、店員と実際にコミュニケーション取れるオフラインの方が、オンラインに比べてLTVの高まりが段違いに良いから。また、商品や店舗の内装、イベントを通して世界観をより純度高く伝えることができるから。
●店舗の出店に伴い、結果としてブランドの信用度が増し、検索トラフィックが上昇し、認知度が増す。
●テスト期間としてのポップアップストアを開き、立地や内装、接客、体験内容などを仮説検証。十分なデータが取れたら、常設店舗展開。
●店舗展開において、D2Cは、『消化仕入れ契約』がある百貨店とは相性が悪い。逆に、『賃貸借契約』のショッピングセンターとは相性が良い。