作品一覧

  • ステップファミリーのきほんをまなぶ 離婚・再婚と子どもたち
    4.5
    1巻2,475円 (税込)
    ステップファミリーの基礎知識から、どうしたらお互いに良好な関係を築くことができるのか?、までを実例を挙げてわかりやすく解説。ステップファミリーが「ふつう」の家族のようになる必要はまったくない。間違った思い込みは本書で解決されるはずである。これからステップファミリーになろうとしている方や、いまステップファミリーで悩んでいる方はもちろん、臨床家や児童相談所職員、司法関係者の方に手にとっていただきたい一書。

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  • ステップファミリー 子どもから見た離婚・再婚
    3.3
    それは、「正しい親」幻想が原因だった! 第一線の家族社会学者による、「家族観」を一新する衝撃報告! 子どもは「新しい親」を求めていない! 「親になろうとしてごめんなさい」。ある幼女虐待事件の裁判で、継父の被告が発した言葉はすべてを象徴していた。“ステップファミリー=再婚者の子がいる家族”では、継親の善意が暴走し、子どもが追い込まれている。「親代わり、良い親にならなければいけない」。伝統とはまったく言えない、つくられた家族観が親も子も不幸にしているのだ。私たちを幻想から解き放つ、現実の数々!! ●実父の写真を探したのを見つかり、継父から「家から出て行っていいよ」 ●継親から「お父さん」と呼ぶことを強要され、激しい暴力に発展…… ●“継きょうだい”の生活空間を分け、みんなが安心できる再婚家族づくりに成功

ユーザーレビュー

  • ステップファミリーのきほんをまなぶ 離婚・再婚と子どもたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実親、継親、子ども、それぞれの立場から書かれている。
    一概に難しいと決めつけるのではなく、こういう風になりやすいから、気を付けてこうしてみたらいいのでは?と提案してくれる本。

    結局、ステップファミリーではなくても家族の問題はあるけど、ステップだと、それが血がつながっていないせいとか、時間を過ごしてないせいとかにされやすい。

    だからこそ、こうして淡々と描かれている本は貴重。
    あまりに情報がなさ過ぎて模索感ハンパないから。

    当事者にも、それを支える人たちにも読んで欲しい。

    0
    2020年09月20日
  • ステップファミリー 子どもから見た離婚・再婚

    Posted by ブクログ

    ふたり親→離婚→ひとり親→結婚→ふたり親

    外からは上記のような形に見えるけれど、
    子どもにとっては再婚したからと言って、親が結婚した相手がそのまま親になる、なんてすんなり受け入れる方がたしかに不自然だ。
    離婚がどんな原因であっても、子どもの気持ちを大切にしなければならないと納得した。

    再婚にて、シンパパとシンママのシェアハウスみたいな雰囲気でステップファミリーを作っている家族の例があったけれど、それも素敵だな。
    縛り付けられていた自分の概念が変わりました。

    0
    2022年04月09日
  • ステップファミリーのきほんをまなぶ 離婚・再婚と子どもたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ステップファミリーのメンバーはどのように関係を築いていくといいのかがわかりやすく書かれていて、とても勉強になりました。当事者にはもちろん、ステップファミリーと関わる人にぜひ読んでもらいたい一冊。この本の内容をまとめた資料などが、再婚時の婚姻届を役場で提出する時などに配布されるとより理解が広がりやすいんじゃないかなあと思いました。
     ためになった部分の抜粋:ステップファミリーが初婚家族のような状態を目指すと家族間に苦痛が生じやすい。家族みんな一緒の時間ではなく、一対一の時間を重視し、メンバーそれぞれとの関係が大切だと実感できるようにする。継親と子供は、礼節を守る程度の付き合いでOK。継親は厳しく

    0
    2020年10月20日
  • ステップファミリー 子どもから見た離婚・再婚

    Posted by ブクログ

    再婚家族で起こる虐待の悲劇。

    それは、「正しい親」幻想が原因だった!
    第一線の家族社会学者による、「家族観」を一新する衝撃報告!

    「親になろうとしてごめんなさい」。ある幼女虐待死事件の裁判
    で、継父の被告が発した言葉はすべてを象徴していた。“ステッ
    プファミリー= 再婚者の子がいる家族” では、継親の善意が子
    どもを追いつめやすい。「親代わり、良い親にならなければいけ
    ない」。日本の伝統といえる家族観が親も子も不幸にしている。
    現実を受け止めた先に見える、親子が幸福に生きる“家族の形”。

    ●継父を「パパ」と呼ばせても、
    子どもは何年たっても、新しい父とは思わない。
    ● 実母が子どもに失望

    0
    2021年08月07日
  • ステップファミリー 子どもから見た離婚・再婚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正しいはおっかない。介護もそう。親だと、子供が逃げ場がなくなる。子育ては次世代につながるから大変。介護はそこで終わるからね。
    金とケアと承認が必要で、リソースをあちこちから供給するか。一本にしないほうがいい。

    0
    2021年06月23日

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