【感想・ネタバレ】ステップファミリー 子どもから見た離婚・再婚のレビュー

あらすじ

それは、「正しい親」幻想が原因だった!
第一線の家族社会学者による、「家族観」を一新する衝撃報告!

子どもは「新しい親」を求めていない!
「親になろうとしてごめんなさい」。ある幼女虐待事件の裁判で、継父の被告が発した言葉はすべてを象徴していた。“ステップファミリー=再婚者の子がいる家族”では、継親の善意が暴走し、子どもが追い込まれている。「親代わり、良い親にならなければいけない」。伝統とはまったく言えない、つくられた家族観が親も子も不幸にしているのだ。私たちを幻想から解き放つ、現実の数々!!
●実父の写真を探したのを見つかり、継父から「家から出て行っていいよ」
●継親から「お父さん」と呼ぶことを強要され、激しい暴力に発展……
●“継きょうだい”の生活空間を分け、みんなが安心できる再婚家族づくりに成功

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Posted by ブクログ

ふたり親→離婚→ひとり親→結婚→ふたり親

外からは上記のような形に見えるけれど、
子どもにとっては再婚したからと言って、親が結婚した相手がそのまま親になる、なんてすんなり受け入れる方がたしかに不自然だ。
離婚がどんな原因であっても、子どもの気持ちを大切にしなければならないと納得した。

再婚にて、シンパパとシンママのシェアハウスみたいな雰囲気でステップファミリーを作っている家族の例があったけれど、それも素敵だな。
縛り付けられていた自分の概念が変わりました。

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2022年04月09日

Posted by ブクログ

再婚家族で起こる虐待の悲劇。

それは、「正しい親」幻想が原因だった!
第一線の家族社会学者による、「家族観」を一新する衝撃報告!

「親になろうとしてごめんなさい」。ある幼女虐待死事件の裁判
で、継父の被告が発した言葉はすべてを象徴していた。“ステッ
プファミリー= 再婚者の子がいる家族” では、継親の善意が子
どもを追いつめやすい。「親代わり、良い親にならなければいけ
ない」。日本の伝統といえる家族観が親も子も不幸にしている。
現実を受け止めた先に見える、親子が幸福に生きる“家族の形”。

●継父を「パパ」と呼ばせても、
子どもは何年たっても、新しい父とは思わない。
● 実母が子どもに失望される瞬間は、
継父との「親子」喧嘩にあった。
● 2組の親子の生活空間を分け、
みんなが安心できる再婚家族づくりに成功。

社会が子どものセーフティーネットを創り直し、
多様な家族が“子ども中心”に幸せな暮らしを築くための、最良の処方箋!
もくじ
第一章 家族の悲劇をどう読むか――虐待事件の背景にある離婚・再婚
第二章 離婚・再婚の変化と「ふつうの家族」
第三章 「ふたり親家庭」を再建する罠 
第四章 世帯を超えるネットワーク家族へ
第五章 ステップファミリーの未来へ――どのような支援と制度が必要か

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2021年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正しいはおっかない。介護もそう。親だと、子供が逃げ場がなくなる。子育ては次世代につながるから大変。介護はそこで終わるからね。
金とケアと承認が必要で、リソースをあちこちから供給するか。一本にしないほうがいい。

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2021年06月23日

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