作品一覧

  • 人類はふたたび月を目指す
    3.5
    1巻858円 (税込)
    今、月を目指す国や民間企業が世界で続々と現れている。1969年に初めて月に人類を送り込んだアメリカも、2020年代半ばに女性宇宙飛行士を月に立たせるという「アルテミス計画」を発表し話題を呼んだ。2007年に月大型周回探査機セレーネ(かぐや)を打ち上げ、21世紀の月探査の口火を切った日本はどうか。日本の月探査計画に携わり「月の縦孔の発見」で世界的に知られる著者が、月に関わる探査や発見のスリリングな舞台裏を綴る。

ユーザーレビュー

  • 人類はふたたび月を目指す

    Posted by ブクログ

    jacsa職員である著者の、直球勝負な一冊です。しばらく前にニュースでも話題になった、月地下空洞の発見の経過と今後の活動の方向性が詳述されています。誰もがその存在を認識し近くて遠い天体である「月」の夢のある一冊で、今後さらなる活動に期待とロマンを感じました。

    0
    2023年06月03日
  • 人類はふたたび月を目指す

    Posted by ブクログ

    宇宙について、実はあまり関心がない。
    ニュースでかぐやとか、嫦娥とか聞くことはあるけれど。
    米中をはじめ、宇宙開発が進んでいるとは聞いている。
    今世紀の戦争は、宇宙空間とサイバースペースでの戦いになるだろう、という話も聞いたことがある。
    それでも、自分にとって、遠い世界のお話。
    だから、本書を手に取ったのは、ほぼ偶然といってよい。
    もちろん、知らない話のオンパレードだった。

    この本では、20世紀中ごろ、冷戦を背景に高まった月探査競争のことから語り起される。
    ソ連が先行していた宇宙有人飛行を追い越そうとアメリカが有人月着陸を成功させる。
    アポロ計画で持ち帰った月の試料や、人工衛星からとらえた月

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    2023年11月23日

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