作品一覧

  • オペレーション雷撃

    オペレーション雷撃

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,800円 (税込)
    日本最西端の島に漂着した一隻の潜水艇。 孤島に強行着陸した 「琉球独立団」を名乗る謎の武装組織。 彼らが狙うのは、そう、〈あの島〉――。 国防最前線を知り尽くした自衛隊元陸将が初めて書き下ろした シミュレーション小説! 二つの軍事作戦をめぐり、 台湾海峡に緊張をはらむ中、 米中、そして日本の暗闘が始まる。 迫真の諜報・特殊作戦スペクタルロマン。 電磁攻撃によって、宮古島と石垣島の間に浮かぶ 孤島・多良間島を占拠した謎の武装組織は何を目指しているのか。 東京、沖縄、北京、大連、さらにはアフリカ・エチオピア、ジブチを舞台に、 日本、中国、米国各政府の思惑を同時進行的に描く。 アメリカ大統領選をめぐる混迷、緊張感を増す台湾海峡の情勢――。 風雲急を告げる現実世界との類似も感じさせながら、 陸上自衛隊の緻密な戦略分析、政府の意思決定手続きなど、 特殊作戦群の創設にもかかわった著者ならではの記述が冴える。
  • 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争

    完全シミュレーション 台湾侵攻戦争

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻990円 (税込)
    「問題は、侵攻のあるなしではない。それがいつになるかだ」 中国の台湾侵攻について、各国の軍事・外交専門家はそう話す。 中国の指導者・習近平はなにをきっかけに侵攻を決断するのか。 その際、まず、どのような準備に着手するのか。 アメリカ・台湾はその徴候を察知できるのか――。 元陸上自衛隊最高幹部が、台湾侵攻を完全にシミュレーションした! 陸上自衛隊の第三師団長、陸上幕僚副長、方面総監を務めた元陸将・山下裕貴氏は、沖縄勤務時代には与那国島への部隊配置も担当した。中国人民解放軍、米インド太平洋軍、そしてもちろん自衛隊の戦力を知り尽くす。戦地となる台湾周辺の地形も分析し、政府首脳も参加する机上演習(ウォーゲーム)のコーディネーターも務める、日本最高の専門家で、本書はいわば、「紙上ウォーゲーム」である。 中国と台湾を隔てる台湾海峡は、もっとも短いところで140キロもある。潮の流れが速く、冬場には強風が吹き、濃い霧が発生して、夏場には多くの台風が通過する、自然の要害である。 ロシアによるウクライナ侵略では、地続きの隣国にもかかわらず、弾薬や食料などの輸送(兵站)でロシア軍は非常な困難に直面し、苦戦のもっとも大きな原因となった。 中国は台湾に向け、数十万の大軍を波高い海峡を越えて送り込むことになる。上陸に成功しても、その後の武器・弾薬・燃料・食料・医薬品の輸送は困難をきわめる。 「台湾関係法」に基づき、「有事の場合は介入する」と明言しているアメリカも、中国の障害となる。アメリカ軍が動けば、集団的自衛権が発動され、同盟国の日本・自衛隊も支援に回る。 つまり、自衛隊ははじめて本格的な戦闘を経験することになる。 日米が参戦すれば、中国は台湾、アメリカ、日本の3ヵ国を敵に回し、交戦することを強いられる。 それでも、習近平総書記率いる中国は、「必勝」の戦略を練り上げ、侵攻に踏み切るだろう。 そうなったとき台湾はどこまで抵抗できるのか。 アメリカの来援は間に合うのか。 台湾からわずか110キロの位置にある与那国島は、台湾有事になれば必ず巻き込まれる。与那国島が、戦場になる可能性は高い――。 手に汗握る攻防、迫真の台湾上陸戦分析!

ユーザーレビュー

  • 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争

    購入済み

    リアルな展開

    最近の中国、台湾の動きをとらえたシュミレーションであり、現実味のある内容です。
    さすが、国会議員が実施した研究会にオブザーバーとして参加された作者の作品だと思います。

    #深い #タメになる #共感する

    0
    2024年02月07日
  • 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争

    Posted by ブクログ

    祖国統一を絶対命題にあげている習近平政権が、台湾が独立するシグナルをとらえて、台湾に侵攻する
    CIAがとらえた情報は、2027年までに台湾侵攻の準備が完了するように習近平が指令を行っているとのことだった
    これが事実であるならば、日本の喫緊の安全保障は、北朝鮮問題ではなく、台湾問題となる。

    ・2022年に十数名の国会議員が集まり、完全非公開で、台湾侵攻の有事の図上演習をおこなっていた。
    ・もともと、日本が敗戦により台湾を放棄した時点で台湾は独立を果たしており、戦後の台湾においては、台湾国が存在し、大陸から中華民国が亡命し併存している。
    ・一般に軍事的には、攻撃側は、防御側の3倍から5倍以上の戦略が必要とされている。
    ・権威主義国家では、指導者がいったん決心すればいかなる困難や犠牲があっても作戦を実施する。そのことを忘れてはいけない。
    ・台湾に対する武器の売却は、トランプ政権下では、11回行われ、バイデン政権でも引き継がれている。
    ・アメリカが軍事介入する際は、中国の核戦力がもっとも大きな懸念事項となる。
    ・アメリカのインド太平洋軍は、太平洋陸軍、太平洋艦隊、太平洋対兵隊、太平洋空軍から構成され、総兵力は約13万1千人でハワイに司令部を置く。
    ・第7艦隊は横須賀を母港とする太平洋艦隊の主力である。中国は、第7艦隊以上に、太平洋空軍を驚異と感じている

    ・日本は台湾有事において、好むと好まざるとにかかわらず、必ず巻き込まれる。

    ・なぜなら、先島諸島は地政学的に台湾からきわめて近く、沖縄の米軍基地が台湾を支援する米軍の作戦基盤になっているからである。

    <台湾侵攻シミュレーションの発生イベント>
    ・習近平の台湾侵攻部隊への増強の支持と、調達などの動き
    ・部隊の移動
    ・侵攻に先立つサイバーテロ、超限戦
    ・希少金属、軍事物資、弾薬、燃料、医薬品などの大量調達の動き
    ・中国軍の台湾シンパに対する破壊工作、妨害指示
    ・中国政府の欺瞞の発表、中国国内の反乱分子の逮捕、拘留
    ・ニセ事件の勃発とそれを利用した台湾への非難、戦争の口実の準備
    ・米国などの部隊の増強、紛争地域付近への兵力の再配備
    ・関連国から、中国への警告
    ・台湾要人のテロ、交通拠点への爆破
    ・大規模サイバーテロと、ミサイル攻撃を伴う侵攻の開始

    台湾にとって、もっとも有効な戦略は、アメリカを軍事的に参戦させるために日本を巻き込み、日米安全保障条約を発動させること
    このためには、台湾の残存戦力を日本の南西諸島へ避難させることが考えられる

    ・中国のもっとも望ましい状態。日米の干渉が生じる前に、台湾全土を制圧すること。すなわち、米国参戦の前に、台湾を実効支配することである。

    ・ウクライナの教訓 ロシア軍は、装備の損耗に補給が追い付かず、やむなく古い装備を使用するなど兵器生産態勢の欠陥が浮き彫りになった。

    ・自衛隊の動き 台湾への侵攻と同時に、一部の部隊を与那国島へ空中機動させて島を確保する必要がある
    ・台湾の避難民を受けれるために、九州各所に避難所を用意し、食料や医薬品を準備しておく。

    ・アメリカからの反撃手段
     ①中印国境の係争地で、インド軍が大規模演習を実施。この地域の戦力の移動はできなくなる。
     ②ウイグル、チベット自治区の反政府組織に支援し、中国の後方地域で攪乱作戦を実施 
     ③中国本土からの補給路の寸断、輸送船団や、航空母艦への攻撃
     ④空中ドローンのみならず、ウクライナでも使用された、海中自爆ドローンの中国船舶への使用

    侵攻後の世界
     インド太平洋軍は、大きな損失を負う覚悟をしなければならない
     アメリカは空母2隻を含めて、艦隊7~20隻、航空機270機以上、兵員7千名を失う 
     日米ともに甚大な被害を受け、アメリカは世界的地位を弱め、また、中国も海軍力の壊滅など重大な損失を被る
     にもかかわらず、中国は、台湾の一定地域の占領確保に成功し、新しい時代を迎える

    結論
     台湾有事が発生すれば日本の南西諸島及び海域は戦場となり、好むと好まざるとにかかわらず日本は戦争に必ず巻き込まれる

    目次

    プロローグ
    第1部 中国はいつ台湾侵攻を決断するのか
    第2部 台湾有事シミュレーション
    第3部 シミュレーション解説
    第4部 戦争の結末
    あとがき
    注:主要参考文献
    資料篇 中・台・日各国の戦力

    ISBN:9784065319598
    出版社:講談社
    判型:新書
    ページ数:216ページ
    定価:900円(本体)
    発売日:2023年04月19日第1刷

    0
    2023年06月02日
  • 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争

    Posted by ブクログ

    もし台湾有事が現実ななったら、日本も巻き込まれるのは確実です。その時自衛隊は武力行使できるのか、超法規措置で交戦を可能にするのか。考えさせられる一冊でありました

    0
    2023年04月23日
  • 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争

    Posted by ブクログ

    生々しいが、日本に住む上でいつ台湾有事からの戦争に巻き込まれてもおかしくない状況を理解する必要があると思って見た。中国が台湾に侵攻した場合の具体的なシミュレーションの話が、リアリティあり過ぎで怖かった。

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    2025年12月06日
  • 完全シミュレーション 台湾侵攻戦争

    Posted by ブクログ

    中国が台湾へ軍事侵攻した場合の仮説のストーリー
    長年、言われ続けてきた中国による台湾侵攻
    台湾侵攻が、日本にとって決して他人事ではないこと
    アメリカの出方と日本の立ち位置
    ランドパワーの中国が、シーパワーのアメリカに挑戦する
    ロシアの軍事侵攻による軍事バランスの台湾への移行は、ロシアを除くインドや周辺諸国にとって中国に圧力をかけることにならないだろうか。また経済成長の限界も指摘される
    ロシアによるウクライナ侵攻を見て中国は何を思うのか
    台湾の半導体を中心とする世界トップクラスのテクノロジーを中国が破壊する覚悟があるのか。中国も手に入れたい技術なはず。
    戦争は決して綺麗事ではないし、今の世界では結果として勝者も敗者も生み出さないのではないかと思う。
    富国強兵ではないですが、力のない正義は無力であることを思い知らされました。

    0
    2023年06月23日

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