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  • 新編 志樹逸馬詩集
    3.7
    1巻2,530円 (税込)
    曲った手で 水をすくう  こぼれても こぼれても  みたされる水の  はげしさに  いつも なみなみと  生命の水は手の中にある  指は曲っていても  天をさすには少しの不自由も感じない  (「曲った手で」) 大きな困難の中にあって、生きることの喜びと光を求め続け、言葉を紡ぎ続けた伝説の詩人。 キリスト教信仰に裏打ちされたひたむきで純粋なことばたち。長く入手困難だった詩作品が、ついによみがえる。 これまでに刊行された二冊の詩集『志樹逸馬詩集』(方向社、1960年)、『島の四季』(編集工房ノア、1984年)に収録された全詩に加え、遺稿ノートから未公刊の詩を選んで編む。 付録の投げ込み栞(若松英輔、込山志保子執筆、8ページ)を電子版では巻末に収録しました。 【もくじ】 詩集『島の四季』 詩集『志樹逸馬詩集』 未公刊詩選 解説(若松英輔) 年譜(込山志保子) 栞(若松英輔、込山志保子)

ユーザーレビュー

  • 新編 志樹逸馬詩集

    Posted by ブクログ

    ハンセン病でありキリスト者である志樹逸馬による詩集。

    代表的な詩集「志樹逸馬詩集」と「島の四季」の全詩に加え、未公刊の詩もいくつか収録している。

    八木重吉ほど文字数は短くはないが、シンプルかつ純真性のある詩で感動しました。

    構成やあとがきなども丁寧で、愛情がこもった本の作りで好感が持てました。

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    2025年01月12日
  • 新編 志樹逸馬詩集

    Posted by ブクログ

    勧められて。私がもう少しマシな人間で強ければもっと感じられたかも。他の方も書いてらしたけど決して嫌じゃない、でも私には痛かった。

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    2023年07月24日
  • 新編 志樹逸馬詩集

    Posted by ブクログ

    10代の頃にハンセン病を患い、あるがままの思いを言葉にされている詩集。
    死に向かうことへの恐怖や覚悟、生きるよろこびなどを思いそのままにやさしく、そして力強く表現されていると感じた。
    「土壌」「人はだれでも」が特に好きな詩。

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    2025年01月20日

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