アンドレス・バルバの作品一覧

「アンドレス・バルバ」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • きらめく共和国
    『ある町にどこからか現れた、理解不能な言葉を話す子どもたち。奇妙な子どもたちは、盗み、襲い、そして32人が、一斉に死んだ。』

    本書の帯に書かれたこの短い文章が、物語で起きる全てのことを端的に表し、事件の渦中にあった1人の人物が22年後に述懐していく構成となっています。
    うつくしい亜熱帯の国の景色と...続きを読む
  • きらめく共和国
    架空の街とそこを流れる大河と隣接するジャングルを舞台にある男の回顧録として語られるこの物語は一種、ファンタジーのような、それでいて犯罪事件録にも読み取れる。
    小鳥の囀りのように~とも表現される子どもたちの言語のことや、並べられた彼らの遺体という表現から、謎を突き止めたくて読む手が止まらない。

    街で...続きを読む
  • きらめく共和国
    あらすじからホラー要素がある作品かと思いきやファンタジー要素が強い作品だった。
    パンズ・ラビリンス的な「子どもしか知らない世界」のようであるけれども本当に何があったのかとかは語られないので、好き嫌いは分かれると思う。
    ここまで極端な形ではなくても自分も子どもの時に大人たちには秘密の世界を作っていたこ...続きを読む
  • きらめく共和国
    ストーリーは、妻とその連れ子と南米の(架空の)町に移住してきた主人公が、20年以上前に自分が職員として関わったショッキングな事件を回顧録という形で振り返っている。

    舞台となる鬱蒼としたジャングルや灼熱の埃っぽい町は、この事件が決して起こり得ない話ではないことを暗示していたのに、主人公や大人達が何を...続きを読む
  • きらめく共和国
    SF?集団の子供が突然現れ、ギャング団のように振る舞い、突然死ぬという。それだけで、市勢の不安、生活風景などあんまり描写がないので、なんだかよくわからないというか、背景にあるものが理解できなかった。表現したいのは、理解不能な奇妙な物を、一方的に拒絶したらそこでおしまいで、それについて、寄り添え、考え...続きを読む

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