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  • なぜネギ1本が1万円で売れるのか?
    4.3
    1巻880円 (税込)
    失敗に次ぐ失敗、それでも僕たちは、ネギ界のダイソンを目指す! ミシュラン星付きのシェフは唸り、スーパーのバイヤーたちは喜び、大手種苗会社の営業担当者は膝を打つ。「ブランド創り」「マーケティング」「営業の肝」「働き方」・・・・・・、常に革新を求める彼のネギにはビジネスのすべてが詰まっている!! 風雲児による、おもしろすぎる経営論。 ●相手を見極めるのがポイント ●常識を疑え ●物量は力なり ●3本セットから2本セットに替えた理由 ●なぜスーパーに営業をかけたのか ●高いものを安く見せる ●作業はバックが鉄則 ●土寄せの極意 ●有機肥料が良い理由 ●作業を時速で考える ●畑は小さいほうがいい ●端っこ2メートル問題 ●サポート係で3割の生産性向上 ●自分のペースで働ける会社に 清水寅、身長158センチ。「初代葱師」を名乗る彼は、「ねぎびとカンパニー」という会社の経営者でもある。高校卒業後、金融系会社に就職。その後営業で頭角を現し20代で7社の社長を歴任。そこから30歳でまったく無縁だった農業の世界に飛び込み、ネギ農家に。多くの失敗を重ねながら、持ち前のバイタリティと探究心、そしてサラリーマン時代に培った経営感覚で、農の世界で大きな渦を巻き起こしている。

ユーザーレビュー

  • なぜネギ1本が1万円で売れるのか?

    Posted by ブクログ

    それは、それだけの価値があるものだから
    です。

    年に数本しかつくれず、他のどのネギより
    立派で美味しく、甘いネギなので需要もあ
    るそうです。

    ただ、それだけがビジネスの目的ではなく
    真の狙いは「他のネギも高く売ることがで
    きる」点です。

    「ちょっと高いけれど、これだけ美味しい
    立派なネギを作っているのだから、他の普
    通のネギも美味しいに違いない」とお客様
    が思ってくれる、それが戦略です。

    さくらんぼやブドウのような果物と違って
    野菜、特にネギは品種や等級もなく、価格
    は単なる収穫量に左右されるだけです。

    そこにブランドされたものを作り上げれば
    それは注目を浴びるのは当然です。ビジネ

    0
    2022年02月09日
  • なぜネギ1本が1万円で売れるのか?

    Posted by ブクログ

    前田さんの「メモ魔」を読んだ後に読んだので、抽象化、転用を頭で繰り返すことができた。

    こんなにも熱くなれる事を見つけたいと思った。

    0
    2021年01月29日
  • なぜネギ1本が1万円で売れるのか?

    Posted by ブクログ

    すごいオトコが、農家に参入してきたものだ。とにかく、日本1を目指すのだ。なかなか、農業に参入してくる新規就農者でも、日本1を目指して取り組む人はいない。いわゆる一番をとって、天下人になるということなのだ。てっぺんを取らなければ、世界は見えない。とにかく、集中力や細部にまで疑問を持って取り組んでいる。スピード感がある。まさに、農業は前途洋々たる未開拓分野がいくらでもあるのだ。山形天童市で、ネギを始めるのだが、最初から1ヘクタール。日本の農家の石橋を叩いて行き詰まる手法とは違う。私も、中国、雲南省にいて、農業会社のトップから言われたのが、トマトを作りたい。温室で4ヘクタールだという。その方が、早く

    0
    2020年12月06日
  • なぜネギ1本が1万円で売れるのか?

    Posted by ブクログ

    たかがネギだと思って読んだが、数字を用いて客観的に分析した経営をされている方で、非常に考え方が参考になった。

    0
    2022年09月07日
  • なぜネギ1本が1万円で売れるのか?

    Posted by ブクログ

    農業のイロハも知らない状態でネギというニッチな市場に挑んでいった著者の実体験の話で、心構えやビジネスのやり方の参考になる内容でした。
    営業の基本は相手を知ること。
    ブランド品を1つ作ることで普通の商品の商品価値を上げることに成功した話はかなり参考になった。
    あとはいかに仕事を競技化して効率良く楽しめるような仕組みを考えて実行していくところも感心させられた。
    常に実験、検証、研究し続ける姿勢に見習おうと思わされた本でした。

    0
    2022年02月08日

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