作品一覧

  • マンスキー データ分析と意思決定理論 不確実な世界で政策の未来を予測する
    4.0
    1巻3,520円 (税込)
    不確実な予測が「事実」のように扱われている――。 データ分析に基づいた未来予測は、報告によってバラバラで、どれを信用していいのかわからない。 実は、あたかも確実かのように主張している分析結果の裏には、正当化できないほど強い仮定が課されていることが多い。 この不確実な世界で、私たちはデータ分析とどう付き合えばいいのか。 米国科学アカデミー会員で、最新理論「部分識別」の創始者が、平易に解説する。 あたかも「確実」事実のように扱われているデータ分析の裏には、正当化できないほど強すぎる仮定が課されている――。データ分析の結果を消費する、すべての人たちへ。最新のデータ分析手法を米国科学アカデミー会員の著者が、豊富な事例で最新理論「部分識別」を平易に解説する。

ユーザーレビュー

  • マンスキー データ分析と意思決定理論 不確実な世界で政策の未来を予測する

    Posted by ブクログ

    限られた情報しかない、不確実な状況で意思決定する際に、どのようなデータ分析をすればよいのか、といった疑問について大いに参考となる。背景、理論、事例で構成されている点も役に立つ。

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    2021年06月04日
  • マンスキー データ分析と意思決定理論 不確実な世界で政策の未来を予測する

    Posted by ブクログ

    部分識別の開発者による入門書。
    破壊力満点な考え方そして分かりやすい記述
    素晴らしいのだが本書の題名そして「部分識別」という言葉自体もなんかキャッチーさがない。
    部分識別は、キャッチーなネーミング、深層学習の「猫」や「囲碁」のようなアイキャッチが出来れば爆発的な流行になると思うけど、、、

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    2020年10月25日
  • マンスキー データ分析と意思決定理論 不確実な世界で政策の未来を予測する

    Posted by ブクログ

    政策には分析と意思決定という2つのステージがある。専門のアナリストが政策を分析・評価し、それに基づいて政治家が政策を決定する。政策は景気対策かもしれないし、感染症対策かもしれない。いずれにせよ「理想的な世界」では最も有効性の高い政策が選ばれ、実行に移される。

    しかし現実社会は不確実性に満ちており、理想的な世界とは程遠い。アナリストの分析は信頼できないかもしれず、政府が適切な政策を選ぶと期待するのも難しい。

    本書は2部構成で、前半が分析、後半が選択について政策に関する問題点を議論している。どちらも鍵は不確実性である。

    アナリストは政策を分析し、効果を点予測として示すことが多い。「失業率が1

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    2021年12月27日
  • マンスキー データ分析と意思決定理論 不確実な世界で政策の未来を予測する

    Posted by ブクログ

    第4章の途中まで読んだ。
    強い仮定と点推定を批判し、弱い最低限の仮定と区間で予測する部分識別について言及している。

    今後実証分析及びそれに伴う意思決定が必要な場面になれば、本書のことを思い出し具体的な方法を改めて学んでいきたい。

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    2024年04月22日
  • マンスキー データ分析と意思決定理論 不確実な世界で政策の未来を予測する

    Posted by ブクログ

    ・区間を使った効果推定の方法、仕事や日常的にも使えそうな実用的な推定方法だと思います。統計学の検定などよりも直感的にわかりやすい。
    ・後半は、強い仮定を置いた場合に問題となりうるバイアスの紹介。勉強になりますが、区間の効果推定と比べて実用するための考え方というよりは課題提起にとどまっている印象。物足りなさを感じました。

    0
    2023年02月01日

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