ユーザーレビュー 推理系女子の探偵試験 夜挽理の殺人への傾向と対策 1巻 伏見和真 / カガミツキ 1巻2巻同時発売のようだ。 たまにある売り方だが、本好きは2巻まで出ている本を見かけたらとりあえず1巻は古本で探したくなるので、悪手な気が常にする。 出版社(本屋)も読者もルーズルーズな気がするが、それを上回るほど、一気に二冊買いたい層があるんだろうね。 アニメイトで見かけて、いったん帰っ...続きを読むて調べて同時発売を確認して次行ったときに購入。 「理系」ではなく「推理系」ではあるが、推理を理系試験に変換して、答案することで100点の解答を導き出す作品。 限りなくコメディめいて入るが、芯を貫いているのは本格推理。 序盤、探偵役の実力を示す推理過程で、高田馬場のミカドをモデルにしたゲーセンが登場するのもポイントが高い。 まぁゲーセンの外に音漏れするレースゲームの音を聞き取るより、駅の「鉄腕アトム」の方が強烈な気がするけどね。 閑話休題。 新鋭怪談タレントが、古参怪談タレントに呪殺されたとされる事件を解答する。 1巻でこの事件の解決まで語られ、おまけマンガを挟んで、第2話の導入部分を収録して2巻へ。 ミステリマンガは当たり外れが大きいので、2冊いっぺんに買うか迷ったんだけど、好みのスタイルで良かった。 そういう意味でも、1・2巻同時発売って嬉しくないんだけどなぁ。 Posted by ブクログ 推理系女子の探偵試験 夜挽理の殺人への傾向と対策 2巻 伏見和真 / カガミツキ シリーズ第二弾。 どんな難事件でも、試験問題にする事で解き明かしてしまう天才理系少女・夜挽 理(やびき まこと)。 今回は、まるで笑っているかの様に、口を切り裂かれた遺体が連続で発見される。 そして、それは理兄弟の両親の遺体の傷と同じものであった。 今回の事件の犯人は、あの忌わしい10年前の事件と、...続きを読む同じ犯人なのか? 恐怖を乗り越え、深まる謎に理が挑む。 Posted by ブクログ 推理系女子の探偵試験 夜挽理の殺人への傾向と対策 1巻 伏見和真 / カガミツキ どんな難事件でも試験問題にする事で、たちどころに解き明かす天才理系少女・夜挽 理(やびき まこと)。 そして、刑事のくせに超ビビリな文系男子・小和雅 文(こわが ふみ)。 理系と文系の凸凹コンビは謎の解明が出来るのか? そして、理兄弟に隠された秘密とは? Posted by ブクログ 推理系女子の探偵試験 夜挽理の殺人への傾向と対策 2巻 伏見和真 / カガミツキ 1巻2巻同時発売だったのは・・・今巻で完結だったからか。 ・・・なら上下巻にした方が分かり易かった気がするのになぁ。 普段なら買うのをためらっているうちに店頭から無くなっているパターンだったよ。 1巻ラストからの事件は短めで、最後の事件メインで語られる。 ちょっと無理が感じられたのは、予...続きを読む定より早く最終回になってしまったとかの理由かしらと邪推。 犯人が死体に残したメッセージを試験という形にして解き明かす流れは、割と好きだった。 事件をいちいち理系理論に変換するのも厳しい部分もあるのかもしれないが、またネタがたまったら読みたいシリーズ。 内容についてほとんど語っていないが、ミステリだからね。 妖怪の仕業っぽい事件と、死体の口を刻む猟奇系。 Posted by ブクログ 伏見和真のレビューをもっと見る