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Posted by ブクログ
1巻2巻同時発売のようだ。
たまにある売り方だが、本好きは2巻まで出ている本を見かけたらとりあえず1巻は古本で探したくなるので、悪手な気が常にする。
出版社(本屋)も読者もルーズルーズな気がするが、それを上回るほど、一気に二冊買いたい層があるんだろうね。
アニメイトで見かけて、いったん帰って調べて同時発売を確認して次行ったときに購入。
「理系」ではなく「推理系」ではあるが、推理を理系試験に変換して、答案することで100点の解答を導き出す作品。
限りなくコメディめいて入るが、芯を貫いているのは本格推理。
序盤、探偵役の実力を示す推理過程で、高田馬場のミカドをモデルにしたゲーセンが登場するのもポイントが高い。
まぁゲーセンの外に音漏れするレースゲームの音を聞き取るより、駅の「鉄腕アトム」の方が強烈な気がするけどね。
閑話休題。
新鋭怪談タレントが、古参怪談タレントに呪殺されたとされる事件を解答する。
1巻でこの事件の解決まで語られ、おまけマンガを挟んで、第2話の導入部分を収録して2巻へ。
ミステリマンガは当たり外れが大きいので、2冊いっぺんに買うか迷ったんだけど、好みのスタイルで良かった。
そういう意味でも、1・2巻同時発売って嬉しくないんだけどなぁ。