作品一覧

  • Oracle Cloud Infrastructure徹底入門 Oracle Cloudの基本からインフラ設計・構築まで
    3.0
    1巻3,828円 (税込)
    OCIの仕組みと、 すぐに使える設計ノウハウを徹底解説! さまざまなクラウドサービスが世の中に浸透し、 オンプレミスからのクラウド移行事例も数多く出ている現在においても、 いわゆる「基幹系システム」についてはまだまだ クラウド化の難易度が高いと思われているのが現状です。 しかし、Oracleが提供するクラウド基盤・パブリッククラウドサービス群 「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を使えば、 Oracle Databaseなどこれまでの基幹系業務システムで 稼働してきたサービスを、オンプレミスさながらに利用しながら、 クラウド化の検討や、移行を行うことが可能です。 本書は、他のクラウドサービスを利用したことがある人を中心に、 OCIに興味があるエンジニアが、業務システムを設計、構築するために必要な知識 ――Oracle Cloudの基本からインフラ構築・設計まで―― を一冊で学ぶことができる必携の書です。 特に、本書後半では、SoR領域など、業務システムを クラウド化する際のアーキテクチャを考えたい人のために、 クラウドインフラ/ネットワーク/運用などの実践的な システム設計のポイントを解説しています。 あなたの会社のシステムのクラウド化を目指し、 本書でOCIを徹底的に学んでいきましょう。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~
    3.8
    「南極大陸の奥に進むと、静かすぎて己の心臓の音が聞こえるという」――学生時代に聞いた伝説のような話に心惹かれた著者は、ついに第59次南極観測隊・越冬隊のひとりとして南極に降り立つ。非日常が日常的に起こる1年4ヶ月の滞在記。南極をテーマにした人気アニメ『宇宙よりも遠い場所』の展開予想を南極からブログ上で行い話題となった南極観測隊員(大気研究者)による、南極観測隊のリアルが分かる一冊!

ユーザーレビュー

  • 南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~

    Posted by ブクログ

    1人の越冬隊員として南極への出発から帰国までの生活が詳細に描かれていて、新たな世界を初めて知ることができた。
    特に印象的だったのは、私のようなOLからすると南極に行くだけでも相当特別なのに、1人の人間として南極での生活で感じたことを格好もつけず脚色もせず、まるで居酒屋で飲みながら話してくれるような感覚でユーモアたっぷりに書かれていたこと。他のレビューでもあった通り、通勤中思わず笑ってしまうこと数知れず、、、。
    中々、遠出がしづらい日常の中で、行った気分とまではいかなくても読んでる間は非日常が味わえる良き本でした。

    0
    2020年10月06日
  • 南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~

    Posted by ブクログ

    高校生の時、OBの「南極は静かで自分の心音が聞こえる」との言葉から憧れた南極。研究者となって実現した体験とは。

    20世紀初頭のイギリス。南極探検のメンバーを募集するための新聞広告。
    「男子求む
    至難を極めし航海
    薄給、極寒、続く暗黒、常なる危険
    生還の保証無し
    成功時には名誉有り」

    当時より交通機関、装備は発展したが危険であることは変わらないだろう南極。第59次南極地域観測隊の一員として約1年4か月の南極滞在記。

    閉鎖された空間で過ごす男たち、ほかの作品でも描かれる奇天烈な人々が本書でも描かれる。その分新鮮味は薄い。ただ筆者は研究者のはしくれ、真面目でかつ詳細時に詩的な記述は良かった。中

    0
    2021年02月16日
  • 南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~

    Posted by ブクログ

    あれ?南極ってユートピアなんだっけ???
    読んでいる途中から自分の感覚がおかしくなってくる。
    越冬隊においてはメンバーが一人何役をもこなし、それぞれが瑣末な仕事にも責任を持つ。しかも、意見や価値観の相違をどうにかこうにかすり合わせしながら。さらに言うなら、物資(主にビールやコーヒー、ソフトクリームなど、謂わば不要不急の嗜好品)窮乏の折には規制が設けられ、メンバーはそれに不満を言うでもなく受け入れている(これは一種の計画経済?)。施設の除雪は基本的には使うメンバーで行うが、みんなが使う場所は協力して行う(ここには「共有地」がある!)。それもこれも、すべては生存のため。
    うーん。
    ここは『ナウシカ

    0
    2021年02月07日
  • 南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~

    Posted by ブクログ

    第59次南極地域観測隊に研究者として参加した筆者の、1年4ヶ月に及ぶ南極での体験記。
    よく言えば諧謔味ある、あるいはユーモラスな文体で書かれたもの。一見ふざけているようにも思えるが、さすがに科学者、南極での生活のディーテイルを、こちらの目に浮かぶように記録している。
    研究者として参加しているということは、いくら南極という極端な場所であったとしても、普段の生活は研究のためにある。多くの時間を観測、あるいは、観測をするための予備的な作業に費やす。しかし、そこは南極。冬の内陸部の山地では、マイナス60度にも達する。観測・研究も命がけだ。
    そういった、研究者としてのどちらかと言えば日常的な側面と、南極

    0
    2020年10月16日
  • 南極で心臓の音は聞こえるか~生還の保証なし、南極観測隊~

    Posted by ブクログ

    日本は昭和基地という拠点を南極に持っており、毎年越冬しつつ観測作業を継続しています。その越冬隊の日常とはどういうものか、越冬隊の一員となった著者の滞在記と呼べる一冊です。
    南極大陸と言っても面積は日本の37倍(オーストラリア大陸より広い!)もあり、平均標高は2000mを越えます。日本でさえ、平地と標高2000mの山岳地では気温その他が大きく異なるように、南極も海沿いと内陸では気候が大きく違って来ます。実は昭和基地は南極大陸本土にはなく、すぐ傍の東オングル島という島に設けられています。越冬隊の気象観測員である著者は、昭和基地だけでなく、標高の高い内陸への観測チームにも参加し、その気候の大きな違い

    0
    2020年09月25日

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