作品一覧

  • せなかのともだち
    4.0
    1巻999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第16回創作コンクールつばさ賞(童話部門)優秀賞受賞作! フンズワ森には、いじのわるいヒツジと、おこりんぼうなハリネズミが住んでいました。ある日、がけの上からヒツジの背中にハリネズミが落ちてしまい、ヒツジの毛とハリネズミのハリがからまってしまいました。ヒツジが動けば動くほど、ハリネズミのハリはヒツジの毛にからまっていきます。「だれだ、お前は!」「お前こそ、だれだ!」ヒツジとハリネズミはお互いを見ようとしますが、まったく見えません。言い争いを続けているうちに、ふたりはようやく気づきました。“これは、自分たちでは引き離せない”と。だれかにとってもらわなくてはいけません。ところが、いつもえらそうにしているふたりは、やさしい顔つき、やさしい言い方でお願いすることができなくて、みんなに断られてばかり……。素直になることの大切さや、お互いを思いあうことの大切さを描いた幼年童話です。
  • キツネくんとツルくん
    4.0
    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キツネはある日、ツルを食事に招待しました。ツルは喜んでやってきましたが、だされた料理はみんなお皿の上。ツルはうまく食べることができません。それから少しして、今度はツルがキツネを食事に招待しました。ところが、だされた料理はみんな細長いつぼの中。何も食べられず怒ったキツネは、ツルに手紙を書いてハイキングに誘いました。ハイキングでは、ツルが通りにくい道ばかりをキツネは進み、「おそいおそい!」と言って、ツルをおいていきます。ツルが山の上の広場にようやく到着すると、急に雨が降ってきました。ツルは羽根がぬれるのがいやなので、キツネをおいて飛んでかえってしまいました。残されたキツネは、雨の中を「ツルのやつ、ゆるさないからなー」と言いながらかえっていきました。その晩キツネは、「今度こそただじゃおかないぞ」と言いながらツルに帽子を編みました。ところが……? イソップ童話「キツネとツル」を元にしたお話です。

ユーザーレビュー

  • せなかのともだち

    Posted by ブクログ

    とても素敵なお話。似たもの同士のハリネズミと羊がひょんなことから離れられなくなってしまい、知恵を絞る物語。その過程でどんどん状況が良い方向に変わっていく。低学年向けの作りだが話の内容は高学年にも良い。

    0
    2025年03月04日
  • キツネくんとツルくん

    Posted by ブクログ

    8歳4ヶ月の娘
    5歳4ヶ月の息子に読み聞かせ

    イソップ物語のキツネとツル
    から派生したようなおはなし

    なんだか道徳の教材に使えそうな。

    娘に感想きいたけど
    タイミング悪くて
    教えてくれなかったー

    0
    2023年09月28日
  • キツネくんとツルくん

    Posted by ブクログ

    じんわりと沁みる話。

    お友だちを意識しだす4〜5歳向け。
    どんな反応するのかな…
    このくらいの子どもでも感じるものがあるのかなぁ。

    0
    2021年11月07日
  • せなかのともだち

    Posted by ブクログ

    とても意地悪いヒツジがいました。おいしい草もしんせんな泉もひとりじめ。鼻息荒く、細い黒目は針のよう。ほかの動物は怖くて近寄る事も出来ません。
    そんなヒツジの背中に、怒りん坊なハリネズミが落ちて来ました。
    ヒツジの毛にハリネズミの針が絡んで、離れられません。
    他の動物たちも、2匹を怖がって助けてくれません。
    ヒツジもハリネズミも、お互いに文句ばかり言ってましたが、優しい言い方でないと、誰も頼みを聞いてくれないと気がつきます。
    さて、2匹は優しくなれるのでしょうか

    0
    2017年10月29日
  • せなかのともだち

    Posted by ブクログ

    犬猿の仲だったはりねずみとひつじがいたしかたのない理由でともに旅していきながら、最終的には仲良くなる展開。

    0
    2016年09月10日

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