大野晶子の作品一覧
「大野晶子」の「アダムの運命の息子たち 遺伝子が語る人類の盛衰」「イヴの七人の娘たち 遺伝子が語る人類の絆」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
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Posted by ブクログ
SF「7人のイヴ」を読もうと思ってそのタイトルの元ネタとなっている科学ドキュメンタリーをまず読んでみる。自分の祖先をDNAの分析によって遡っていくのです。たどれるのは卵子でしか伝わらないミトコンドリアのDNA。東南アジアから始まりヨーロッパの人々の源流を探っていく過程がドラマチックに描かれます。
7人の娘たちが当時どのように暮らしていたか想像している章が架空すぎて残念。どこまでが事実に基づいてどこが想像を膨らませているか記載がないから面白さは半減。これは翻訳の段階で削られたのかもしれませんが科学ドキュメンタリーとしての価値と面白さを半減させるもので改めてほしいものです。
それにしてもヨーロッパの人々の95%は7人の女性の子孫ということが明らかになっていく過程はどきどきもの。関係する父親がどのくらいいるのか興味深いですが、母親がたっ
た7人に集約されてしまうのはすごい。全世界でいうと現時点では35の一族が判明しているとのこと。その全ての源流も存在するわけでミトコンドリア・イヴと呼ばれているわけ
ですが、ネアンデルタール人とかの呼び方より、今の自分の遺伝子に記録されている個人的なつながりとして具体的であり衝撃的です。化石よりも確かな5万年前からの記録!よく生き残ってきた!みんな遠い親戚なんだからもっと仲良く平和に暮らそうではないですか。