愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センターの作品一覧
「愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター」の「四国遍路の世界」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
四国遍路について、歴史、文学、比較文化といった各観点から論じる全15講。
終盤のイスラムやヨーロッパの巡礼との比較は、私には眠たい話題(メッカもサンティアゴ・デ・コンポステーラも縁遠く、これらと四国を比較されても…という状態)だったが、前半の歴史部分は面白い。
特に興味深かったのは、江戸から明治にかけての遍路の統制。遍路には接待という文化が一体となっているが、この接待を目的とした“乞食行為”としての遍路も居たらしく、各藩それぞれ対応に苦慮し、土佐藩は対応の厳しさから“土佐は鬼国(おにぐに)”と言われるようになったとか、また、明治維新後には警察による“遍路狩り”もあったとか。