作品一覧

  • ヘルベルト・ブロムシュテット自伝 音楽こそわが天命
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    マルケヴィッチ、バーンスタイン、ケージら20世紀の大音楽家たちとの交流、 バッハ、ベートーヴェン、ブルックナーらドイツ音楽の本流へのたゆまぬ献身、 ベルワルド、ステンハマルら祖国スウェーデンの作曲家への尽きせぬ愛情…… シュターツカペレ・ドレスデン、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、 サンフランシスコ交響楽団、NHK交響楽団などの要職を歴任し、 90歳を超えるいまなお、世界中を旅して年間約80回の演奏会を指揮する当代最高のマエストロが、 あたたかく飾りのないことばで、みずからの生涯・音楽・信仰を語りつくす。 ★著者ブロムシュテットは2018年10月に来日し、NHK交響楽団の定期6公演を指揮! ★そのうち3日間はNHK-FMで生中継!

ユーザーレビュー

  • ヘルベルト・ブロムシュテット自伝 音楽こそわが天命

    Posted by ブクログ

    「不滅」の指揮者、ブロムシュテットのインタビュー集。
    インタビュアーがしっかりした人なので、とても読み応えのある本になっている。

    とくに面白かったのが、クレンペラーと一緒に楽譜を読んだ、という件。
    「偉大なる二流」な感がある人だけど、巨匠たちの時代を知る、最後の生き残り、なのね。

    数年前にN響定期で名曲をまとめて演奏したときには、これでお別れ?、なのかと思ったけど、その後も来日し続けてるし、ストコフスキーを超えて百歳でも元気に振ってそうな気がしますね。

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    2020年03月01日
  • ヘルベルト・ブロムシュテット自伝 音楽こそわが天命

    Posted by ブクログ

     生き残るというのは偉大なことである。死んではだめだ。90歳を過ぎて生き残る人は元気な人が多い。91歳になっても日本のオーケストラを指揮しに来るヘルベルト・ブロムシュテットも然り。
     ブロムシュテットが私の視界に現れたのは、シュターツカペレ・ドレスデンの指揮者としてである。手堅いが地味な指揮者という印象だった。名前もドイツっぽいのでしばらくは東ドイツ人だと思っていたが、彼はスウェーデン人である。そんな地味な指揮者がこの年になると大変な尊敬を受ける。カラヤンやバーンスタインがいかに偉大であろうとも、90歳まで芸術を深めることはできなかった。だが、ブロムシュテットはできた。生き延びたからである。生

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    2018年11月25日

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