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ユーザーレビュー

  • 「反権力」は正義ですか―ラジオニュースの現場から―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネットで有名になったニッポン放送(ラジオ)のニュース番組「ザ・ボイス そこまで言うか!」「OK! Cozy up!」のパーソナリティー飯田浩司の初著書。
    自ら取材に行き、自ら番組内容を構成するというスタンスで臨んでいる異色のアナウンサー。
    飯田さんは青山繁晴参議院議員が絶賛し番組内で 「コーちゃんはかなり勉強しているから」と言わせた人物。長年のお付き合いである(師匠)辛坊治郎さんにも「今後この男がマスコミを支える」といわしめた快男児である。
    You tube 、Podcast、radikoといったインターネットを駆使した番組配信で知られる飯田氏であるが自分の名前を冠した「OK! Cozy up

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    2023年12月03日
  • 「反権力」は正義ですか―ラジオニュースの現場から―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    テレビ放送は偏りがあり、放送の仕方によって世間の流れをも左右する。それくらい重要なメディアを信じ切ってはいけないと思った。視聴者の意見をコントロールすることがメディアの役目ではないし、真実をありのままにただ伝えるだけ。メディアのあるべき立場について再度考えたし、全てを鵜呑みにするべきでないと思う。飯田浩司さんのラジオを聴き始めました。

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    2021年07月12日
  • 「反権力」は正義ですか―ラジオニュースの現場から―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    飯田アナウンサーの報道への情熱がとても伝わってくる。米軍基地、経済、政治等についての報道が「反権力」であるべきとの常識に対しての疑問を唱えている。

    マスコミによる報道を鵜呑みにせず自分自身で考え持論を持つ重要性を教えてくれる。
    ラジオ局は人手不足であり、取材も自分自身で現場に赴いて行なっている。現場に行かないとわからない、現場とスタジオのギャップがある。それを埋めるのが報道の役割。

    飯田さん、とてもかっこいい。

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    2020年06月20日
  • 「反権力」は正義ですか―ラジオニュースの現場から―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    ニッポン放送アナウンサーによるニュース論。著者は現場に足を運んで人々の声に耳を傾け、法案やデータを読み込むなど丁寧に取材を行うことを重視しており、「反権力」に酔って安易なレッテル貼りや世論操作に終始し、報道の責任を取らないマスメディアのあり方を批判しています。
    沖縄基地問題や安全保障、東日本大震災の被災地などについての著者の意見は以前から知っていることと重なり、非常に納得のいくものでした。個人的には加計学園問題について丁寧に解説されていたことに好印象を持ちました。
    テレビや新聞を主な情報源として、何でもかんでも「アベが悪い」と政権批判している人にこそ読んでもらいたい一冊です。何事も客観的事実を

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    2020年06月10日
  • 「反権力」は正義ですか―ラジオニュースの現場から―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    マスメディアのあり方を論じた好著。
    これほどメディアに携わる人の肉声や思いに触れたことは最近なかった。

    問題のまとめ方、その複雑さの伝え方が秀逸。
    スタンスを含めいちいち同感である。

    「マクロ経済の舵取りを誤ると個人レベルではどれだけ頑張ろうとも弾き返せないことがある」重い言葉だ。

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    2020年04月10日

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