アンドリューショーングリアの作品一覧

「アンドリューショーングリア」の「レス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • レス
    3.8
    1巻2,860円 (税込)
    50歳の誕生日目前の売れない作家アーサー・レス。彼のもとに、9年間付き合った元恋人の結婚式への招待状が届く。レスは思う。“どうやったら式から逃れられる?” 出席を断る口実に、レスは世界中の文学イベントを回る旅に出かけることを思いつく。ニューヨーク、ベルリン、パリ、モロッコ、そして京都へ。様々な出会いがありながらも、レスが思い出すのは元恋人のことばかり……。《ニューヨーク・タイムズ》《ワシントン・ポスト》《サンフランシスコ・クロニクル》各紙の年間ベストブックに選出された感動のラブストーリー。ピュリッツァー賞(文学部門)受賞作!

ユーザーレビュー

  • レス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジャケ買いしたら大当たりだった!LGBTQならではの、「どこにも馴染めない感」が主人公の”LESS”という名前に表れているように、随所にLGBTQならではのドライな視点があって、笑えたし自然と共感して一気読み。主人公に親近感がわきすぎて一緒に旅してる気分になって楽しめた。
    それに、本当に好きな相手って、条件や見た目とか全てとっぱらって無条件で愛おしい唯一無二の存在だよね、としみじみ。ラストが優しく心に沁みた。

    0
    2021年05月31日
  • レス

    Posted by ブクログ

    『レス』というのは主人公の名前である。最近では珍しくなったが、『デイヴィッド・コパフィールド』しかり、『トム・ジョウンズ』しかり、長篇小説の表題に主人公の名前をつけるのは常套手段だった。原題は<LESS>。これが「(量・程度が)より少ない」という意味を持っていることくらい、最近では小学生でもわかる。そういう名前の持ち主が主人公であり、それが表題や各章のタイトルになっているとしたら、初めから内容が想像できるというもの。

    口の悪い評者がハリウッドの二流のロマコメのようだ、と評していたが、いいじゃないか。ロマコメは嫌いではない。スプラッターやホラーより、ずっと好きだ。でもこれはロマコメではない。男

    0
    2019年10月02日
  • レス

    Posted by ブクログ

    自己肯定感の低い、プライド高男の旅物語
    自分が思うほど、周りは自分を気にしていない。でも、自分が思うよりずっと自分は愛されている。
    ラストの爽やかさが◎

    0
    2021年07月03日
  • レス

    Posted by ブクログ

    文体に慣れるまで、めちゃめちゃ苦労したけど、メキシコ辺りからようやく慣れて、その後はレスと一緒に面白く旅行できた。
    自分にもっと英語力があれば、英語で読みたかった。

    0
    2020年09月14日
  • レス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プーリツアー賞を取っているので読み始めた本。薄くなかったら、よみとおせなかっただろう。どこが面白いのかがつかみどころがないのは、文化が違うからなのか、英語で読まないからなのか。文意は明快ながら、文体は引っ掛かりだらけで、時制にもとまどう。読後感はじわっと、いいのだけど。日本では読まれないだろう。

    0
    2020年05月24日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!