平松さとしの作品一覧
「平松さとし」の「沁みる競馬」「泣ける競馬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「平松さとし」の「沁みる競馬」「泣ける競馬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
泣ける競馬の続編。 前作同様に競馬の裏事情、裏話などを紹介する。
この本で取り上げているニュージーランドの柳田騎手は、大学を中退して乗馬を始めた異色の騎手でした。日本では騎手になるには遅過ぎるため、自分の夢の実現のために海外に渡って頑張っていたようです。騎手になる夢を叶えた彼の紆余曲折の経緯と競馬への想いを紹介していて、心に沁みました。
その後、徐々に実績を挙げて将来を嘱望されていた彼ですが、この本出版後の2023年、落馬事故で帰らぬ人となってしまいました。柳田騎手の事を知ったばかりなのに、沁みる話が泣ける話になってしまった。競馬は危険と隣り合わせの競技であることを改めて感じました。この本は
Posted by ブクログ
競馬にまつわる人々のサイドストーリー。競馬の裏事情、裏話など当事者に丹念に取材しており、面白いエピソードや悲しいエピソードが盛りだくさん。 自分が競馬に熱中していた時期の話が多かったので、大変興味深く読めた。
特に印象に残ったのは、ドイツの親日家ミナリク騎手のストーリー。彼と共にジャパンカップで騎乗する夢を叶えたイタリアのポルカ騎手の人生と友情の話には、読みながらウルウルしてしまった。競馬は騎手以外にも多くの関係者によって支えられており、競争馬に携わる一人ひとりに様々な経緯や裏事情があることがよく判る。競馬が好きであれば、そういう人達の事も知っておいた方が良いと思う。
因みにこの本の出版後、
Posted by ブクログ
競馬を楽しんでいると、本書のような感動的な話の他にも、様々な話を…ときには聞きたくもないような話も…耳にします。
それでも1人ひとり、1頭1頭が競馬に向き合い、必死に頑張っているということを忘れてはいけないと思いました。
辛くてもくじけずに前を見る姿は、パドックからスタンドから追いかけていたいし、僕もそうありたいです。
血統を例えて、競馬は血のスポーツと表現することがありますが、それ以外にも、生身の人が馬が支えている。
血が通ったスポーツだと思います。
競馬というと、スタンドで馬券を握りしめて観戦することと捉えられがちかもしれません。
それはそうなのですが、その裏の出来事に思いを馳せられる