小野紀明の作品一覧

「小野紀明」の「古典を読む」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 古典を読む
    5.0
    情報化が急激に進む現在、はるか昔に書き遺されたものに価値はあるのか。それを読むことは、今の私たちにどんな意味があるのか。ニーチェ『この人を見よ』の読解を通して展開される、古典を読む態度をめぐる解釈学的議論は、自己と他者をめぐる実存的な議論へと発展してゆく。情報には還元されない、古典を読むことの意味と可能性を探る。

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ユーザーレビュー

  • 古典を読む

    Posted by ブクログ

    現代日本の政治思想史研究者である小野紀明教授(1949-)が古典読解の意義を他者理解という実存の問題と接続して論じたもの。2010年。

    □ 地平

    現在の読者が、時間的にも空間的にも隔たりがあるテクストを完全に理解することは可能か。解釈学は、人間がテクストを客観的、普遍的、中立的、超越的に解釈することができる地点(「アルキメデスの点」)に立つ可能性を、原理的に否定する。なぜなら、人間は身体によって時間的にも空間的にも特定の位置に拘束されている存在なのであり(「存在被拘束性」)、人間が認識できるのはそのように身体によって制約された地点から見渡せる領域の内部(「地平」)に限定されるからである。こ

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    2026年02月02日

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