作品一覧

  • 高校図書館デイズ ──生徒と司書の本をめぐる語らい

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    進学校だけあってか、登場する生徒はみな賢そうでした。著者は個性あふれる生徒たち一人ひとりの成長を静かに見守っていて、司書という職業をとても魅力的に感じさせてくれました。

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    2020年01月01日
  • 高校図書館デイズ ──生徒と司書の本をめぐる語らい

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    ネタバレ

    自分が高校生の時に、ここまで考えて本を読んでいなかったことを反省。自分の世界に閉じこもることも時には必要(冬眠みたいなもの)だけれども、人は人に繋がっていないと生きられないし、繋がっていないと楽しくない。

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    2019年01月05日
  • 高校図書館デイズ ──生徒と司書の本をめぐる語らい

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    札幌の高校の司書である著者が、図書室を訪れた生徒たちの等身大の声をまとめた本書。
    10代後半、13人の高校生が主人公です。本好きになったきっかけはこの本だった、あの本は読む前と後では印象がまるで違った、その本は主人公も素敵だが周囲の登場人物が特に輝いていた――本への想いや思い出を通して歩んできた道のりを振り返り、それらに背中を押されながら真っ直ぐ未来を見据える視線が印象的です。
    自分も通ってきた道だけど、自分が高校生の頃ってこんなに物事を深く考えていたかな。10代特有のくすぐったさが時折顔を出すのに内心ほっとしつつも、鋭い感性に思わず背筋が伸びる想いです。

    各々が自由に過ごせる空間も、多種多

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    2017年07月14日
  • 高校図書館デイズ ──生徒と司書の本をめぐる語らい

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    札幌南高校の司書が描く南高図書局に集まる生徒たちの本との関わり方。実際に司書の成田氏が出会った生徒のうち13人からの聞き取り(?)により、彼ら・彼女らが本とどう出会いどう読んできたかをまとめています。
    出来上がった文章は、本人が読み了解を得ての書籍化とのこと。本を読まなくなったという現代で、本を通して様々な自分たちの将来を見据えている彼ら・彼女らが素晴らしい。そして、それをそっと支えている司書の存在は理想的です。

    札幌南高は、札幌では名の知れた進学高であることは知っていたし、甲子園に出場したりして文武両道的な校風もなんとなく知っていた。そんな高校ならではと言ってしまってはつまらない。他の進学

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    2017年10月13日
  • 高校図書館デイズ ──生徒と司書の本をめぐる語らい

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    ずっと、若者の書籍離れについて少し考えていました。
    大学生が本を読まなくなったとのこと。
    ある程度本当だろうとは思いますが、この本を読んでも
    やっぱり思っていたことが正しいのではないかと
    思いました。それは、現在の若者も本を読むことが好きな
    人はいっぱいいるということ。本を読むこと、それを
    頭の中で整理すること、いろんな本を挑戦しようとすること
    は世間が言うほど途絶えているわけではないと思いました。
    ただ、やはり若い人の文書はまだまだ練れていないものが
    多く、読みづらい文章があった気がします。でもそれも
    若いというか、青いというか、好印象に受け取れるような
    気がします。

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    2017年07月24日

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