堀内研二の作品一覧

「堀内研二」の「夢の本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 夢の本
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    『ギルガメシュ』『聖書』『千夜一夜物語』『紅楼夢』から、ボードレール、ニーチェ、カフカなど113篇。無限、予言、鏡、虎、迷宮といったモチーフも楽しい夢のアンソロジー。

ユーザーレビュー

  • 夢の本

    Posted by ブクログ

    読書家のボルヘスおじさんが古今東西の夢にまつわる話を集めたアンソロジー。
    最初は聖書からの引用と古代ギリシャローマが続き、単調ですこし辛かったが、途中の『病める騎士の最後の訪問』あたりからぐっとバリエーション豊かになる。合間に挟まる程度の分量だと聖書の引用もくどくない。
    ゆっくりとかみ砕き文そのものを愉しみつつ、前の話・次の話とのコントラスト、「ここにそれを挟むか~」という選集だからこその楽しさも。
    枕元に置いておき、子どもが寝物語をせがむように少しずつ読みたい。

    0
    2020年02月16日
  • 夢の本

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ

    神の訪れ、王の夢、
    魂と夢と現実、死の宣告・・・。
    ギルガメシュの物語、聖書、
    紅桜夢、ニーチェ、カフカなど、
    世界の夢から選ばれた
    113の断章

    *****

    ボルヘスが編集した古今東西の夢にまつわる断章を集めたアンソロジー。
    内容も形式も多様で、夢の描写から夢の分析まで網羅されている。
    聖書や神話、小説や詩、研究文献などから引用されているが、宗教関連の内容が比較的多い印象を受けた。その宗教関連の断章は言い回しが独特でなかなかスムーズに読み進めることができず、もどかしさを覚える場面もあった。
    「なるほどね」と面白味を感じることができる断章もあれば、「なんだかよくわから

    0
    2025年09月15日
  • 夢の本

    Posted by ブクログ

    神話、聖書、小説、詩などなど。西洋から東洋まで。古今東西の「夢」をテーマに編まれた113篇のアンソロジー集。各作品の一部が抜粋されているため、ダイジェスト集のようにも見えました。以前から「ギルガメシュ叙事詩」を読んでみたいと思っており、この本で部分的に内容を確認できたのは幸いでした。好みは分かれそうですが、この本くらいでしか触れることができなそうな作品も読める個性的な一冊でした。

    0
    2020年09月18日

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