作品一覧

  • リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか
    4.2
    1巻902円 (税込)
    古紙やペットボトルなどの分別収集のイメージが強いリサイクル。だが、回収された使用済み製品は国内で再使用・再生利用されるだけではない。中古車や鉄スクラップなどは今や日本の主力輸出品である。一方、国際的なリサイクルは急速に拡大し、各国による再生資源の獲得競争や、環境汚染を生む有害廃棄物の輸出など、多くの問題も起こっている。二十世紀末から急拡大している知られざる現状と、問題点を明らかにする。

ユーザーレビュー

  • リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

    Posted by ブクログ

    リサイクルしなければいけない理由は廃棄物を途上国に押し付けていることになるから
    アルミなどはマテリアルリサイクルを行うことにより4%の資源で、またアルミを作ることができる。
    ペットボトルはフレークのまま輸出することができない。

    0
    2019年10月08日
  • リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恐ろしく難しいが、可能だしやらないといけない、がこの人の意見なんだろう。いろいろやることはあるよ、と。

    0
    2018年08月05日
  • リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

    Posted by ブクログ

    最新動向をコンパクトなサイズで知ることができる。日本のサーキュラーエコノミー推進の遅れは、国際交渉の場に出る官僚の異動ローテーションの高さである、という言及があり、私には全く知らない結論の一つだったのでとてもびっくりした。でも確かにそうだよなあ。
    ちなみに、併せてそういった国家公務員は本当に優秀である、との記載もありました。

    0
    2022年03月12日
  • リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

    Posted by ブクログ

    地球規模でのリサイクルの現状と問題点を指摘。

    副題にあるように「貿易と環境保護は両立できるか」ということを念頭に、中古品やリサイクルの「貿易」について、品目。国際法など、内容が多岐にわたって概説されている。

    リサイクルの現状と、今後どうあるべきかを知る上で参考になった。

    実に数多くの品目が、中古品やリサイクルを前提とした原材料として、地球規模で取引されている。

    「リサイクル」と聞こえはいいが、途上国における中古品の超過輸入による大量廃棄・環境汚染を招いている事実。

    また再生資源にともなうリサイクルによる環境汚染といった諸問題も目立つ。

    中古品を受け入れていた途上国の産業が発達するに

    0
    2020年05月28日
  • リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

    Posted by ブクログ

    主に世界に焦点をあて、リサイクルを中心とした3Rの概論が書かれている。
    リサイクル自体の是非、すなわち、トータルで見てリサイクルというのは環境に良いのか?ということが知りたくて手に取ったので自分には不足でした。

    アルミ缶のリサイクルでは、鉱石から製造する場合の4%のエネルギーで済む、という記載があり、こういうリサイクルいいなとわかる事例をもっと知りたい。

    以下抜粋

    ◯リユース中古品
    日本から大量の電化製品や車が輸出されている
    ・15年排出量、テレビエアコン冷蔵庫洗濯機の4品目合計1825万台、内家電リサイクル法に基づく処理1088万台、スクラップして海外輸出556万台、中古品として輸出9

    0
    2020年07月01日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!