リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

ビジネス・実用
902円 (税込)

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古紙やペットボトルなどの分別収集のイメージが強いリサイクル。だが、回収された使用済み製品は国内で再使用・再生利用されるだけではない。中古車や鉄スクラップなどは今や日本の主力輸出品である。一方、国際的なリサイクルは急速に拡大し、各国による再生資源の獲得競争や、環境汚染を生む有害廃棄物の輸出など、多くの問題も起こっている。二十世紀末から急拡大している知られざる現状と、問題点を明らかにする。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか
  • タイトルID
    :
    587030
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年02月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    18MB

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リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    リサイクルしなければいけない理由は廃棄物を途上国に押し付けていることになるから
    アルミなどはマテリアルリサイクルを行うことにより4%の資源で、またアルミを作ることができる。
    ペットボトルはフレークのまま輸出することができない。

    0
    2019年10月08日

    Posted by ブクログ

    最新動向をコンパクトなサイズで知ることができる。日本のサーキュラーエコノミー推進の遅れは、国際交渉の場に出る官僚の異動ローテーションの高さである、という言及があり、私には全く知らない結論の一つだったのでとてもびっくりした。でも確かにそうだよなあ。
    ちなみに、併せてそういった国家公務員は本当に優秀である、との記載もありました。

    0
    2022年03月12日

    Posted by ブクログ

    地球規模でのリサイクルの現状と問題点を指摘。

    副題にあるように「貿易と環境保護は両立できるか」ということを念頭に、中古品やリサイクルの「貿易」について、品目。国際法など、内容が多岐にわたって概説されている。

    リサイクルの現状と、今後どうあるべきかを知る上で参考になった。

    実に数多くの品目が、中古品やリサイクルを前提とした原材料として、地球規模で取引されている。

    「リサイクル」と聞こえはいいが、途上国における中古品の超過輸入による大量廃棄・環境汚染を招いている事実。

    また再生資源にともなうリサイクルによる環境汚染といった諸問題も目立つ。

    中古品を受け入れていた途上国の産業が発達するにつれ、消費者の要求水準が高くなり、自国調達が可能となる。その結果、中古品が行き場を失い、不適切な処理が汚染につながるという問題を含む。

    大きな矛盾と課題を孕んだ問題。

    0
    2020年05月28日

    Posted by ブクログ

    主に世界に焦点をあて、リサイクルを中心とした3Rの概論が書かれている。
    リサイクル自体の是非、すなわち、トータルで見てリサイクルというのは環境に良いのか?ということが知りたくて手に取ったので自分には不足でした。

    アルミ缶のリサイクルでは、鉱石から製造する場合の4%のエネルギーで済む、という記載があり、こういうリサイクルいいなとわかる事例をもっと知りたい。

    以下抜粋

    ◯リユース中古品
    日本から大量の電化製品や車が輸出されている
    ・15年排出量、テレビエアコン冷蔵庫洗濯機の4品目合計1825万台、内家電リサイクル法に基づく処理1088万台、スクラップして海外輸出556万台、中古品として輸出90万台
    ・自動車は1/3が中古車として海外で再使用、部品が手に入りやすい、日本の道路環境がよく走行距離も短いので状態がいい
    ・修理や補修をして新品同程度として出荷する再製造が国際的に注目されてきている

    ・コマツはインドネシアとチリに交換部品拠点を設けて、部品の修理を展開
    ・ゼロックスやリコーの複合機
    ・コミックのクリーニング、カンボジアまで40フィートコンテナ輸送費は2千ドル、10万冊あれば1つ5円以下

    ◯再生資源
    ・金額ベースで見ると、鉄・銅・貴金属スクラップがこの順で多い。
    ・発泡スチロール: 築地では5万箱/日の魚箱が不用品として生まれ、1/50に圧縮されて中国へ。ペレットにし、緩衝材などへ、1/3は熱利用
    ・PET: 洗浄し、フレーク状態で中国へ。繊維へ変える。短い繊維で良い中綿など。色付きは繊維に色がつくのでリサイクルしにくい。
    ・鉄スクラップの輸入はトルコが多い、分別に必要な機械の導入コストが高いので途上国では人力、近年はだんだん国内で行われるようになっている
    ・石炭灰は電気集塵機で回収されるフライアッシュとボイラー底に堆積するクリンカアッシュに分かれ、前者はセメント原料として使うと長期にわたり強度が増し、耐海水性が増す、後者は盛り土材

    ○グローバル取引の必要性
    ・水平リサイクル(もとの製品へ再生)でない場合は再生後の製品が使われる国に輸出してそこで再生させて方が良い。
    ・水平リサイクルでも、作られる国と消費国が異なるケース
    ・年代により、発生時期と利用した時期にタイムラグが生じる。

    ◯越境移動に伴う問題
    ・輸送中の破損
    ・輸入したものの全てが利用できず廃棄物になる(排気規制が緩いと冗長される)
    ・ボロ着がダニやノミなど、病気の媒介となる(ペストはこれだった)ネズミが紛れたり
    ・鉛はきとんと回収しないと大気中に排出され健康被害をもたらす。
    ・ゴミが輸出されたり、不正があったり

    ◯国際ルール
    ・貿易の制限が大規模戦争に繋がるという反省から定めた互恵的貿易ルールがGATT。
    自国内産品の優遇の禁止、輸出入自体・量の制限の廃止
    例外として動植物の生命や健康の保護のための措置、資源の保存のための措置が20条にあり、その適用を巡っては訴訟になることもある。
    ・有害廃棄物の越境移動規制の代表的な条約はバーゼル条約(185+EU、×米)
    有害廃棄物のリストがあり該当品を越境移動させるには輸入国から事前同意が必要。
    ・先進国から途上国への廃棄物輸出を規制するBan条約があるが、この括りでは排出体制が整わない先進国メキシコへの輸出を止める術がなく、体制が整う途上国シンガポールへの輸出の術もない。25年経って改正の必要がある。

    ◯適切な国際リサイクル
    ・資源確保目的(鉄くずレアメタル)、オイルショックの時に流行った
    ・産廃の規制強化で処分施設の立地が難しくなり処理費用が増加、一般ゴミも埋立地の逼迫

    0
    2020年07月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    恐ろしく難しいが、可能だしやらないといけない、がこの人の意見なんだろう。いろいろやることはあるよ、と。

    0
    2018年08月05日

リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか の詳細情報

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか
  • タイトルID
    :
    587030
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年02月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    18MB

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